【連載】モンペと呼ばないで! ~怒れるママたちの叫び~

卒園対策委員はつらいよ……謝恩会、アルバム作成でトラブルも「幼稚園に言えない」と悩むママ

保育園、幼稚園、小学校、おけいこ事の教室などでは、日々子どもの保護者と施設側の間でトラブルが発生している。ほんの些細なことでも、自分のこと以上に気になってしまうのが親心というものなのか。わが子のことを思ってとクレームを入れるママもいれば、モンペと呼ばれることを恐れて我慢するママも。そんなトラブル事例とママの葛藤をつづる。


 「卒対」という言葉を耳にしたことはあるだろうか。卒対とは、主に幼稚園や保育園の年長さんクラスのママさんによって運営される「卒園対策委員」を指す。その委員の仕事は、卒園式後の謝恩会の予約から、出し物、先生へのお礼のプレゼント、卒園アルバムの作成など、多岐にわたる。今回は、幼稚園や保育園に通う子どもを持つ親にとっては通過儀礼とも言える「卒対」にまつわるエピソードを紹介する。

 今年春、娘が首都圏の郊外にある私立幼稚園を卒園した明子さん(仮名)は、こう語る。

「うちの最寄り駅付近は、ファミリー向け新築タワーマンションの建築ラッシュで、保育園に共働き家庭が殺到し、激戦なんです。そのため、幼稚園に通わせているママさんは、専業主婦か週2回程度のパートのママさんがほとんど。私は娘が一人っ子の専業主婦だったので、時間があるように見えたのか、卒対では謝恩会とアルバムの両方の委員を受け持つことになりました」

 明子さんの娘が通っていた園は、年長クラスが2学級総勢60人程度で、それぞれのクラスから委員が5人ずつ選任された。明子さんの代では、すでに兄や姉を同園に通わせていた先輩ママが、一緒にやりやすそうなママを委員に任命する形を取っていたという。

「歴史のある園だったので、先生も『やり方は先輩ママから聞いてください』というスタンスで、基本的に、園側は卒対にノータッチの姿勢でした。そのため、アルバム作りに賛同しない保護者が『お金を支払いたくない』と言い出して、卒対とトラブルになることも……先生に『園の方からも、未払いのママに支払うように伝えてほしい』と強く言うと、モンペ扱いされそうなので、ママとの間で解決するしかありませんでした……」

 また、委員になると時間的な負担が多いため、何もやっていないママとの間で亀裂が生じやすいという。明子さんも、「これから会議だというとき、委員をやっていないママが子どもをピアノのお稽古に連れて行くのを見ると、『私も子どもの習い事を理由に断ればよかった』と後悔しましたね」と不満げに語った。

「小学校に入ってもママ友付き合いが続くので、仕方なく委員を引き受けたんです。年が明けてからは、ちょっとした打ち合わせと称してファミレスで集まると、会議に来ない人の愚痴を言い合ったり、険悪なムードに……。任意なので、強制力はないのですが、週一で保護者の出し物であるダンスを練習したり、卒園式で保護者の胸に付けるコサージュを手作りしたりと、とにかくやることが多く、周りに良い顔をしようとすればするほど、負担が多くなって、睡眠時間を削って対応していました」

卒園式の飾りつけ決定版!
本当は誰も望んでいない会だとしたらどうする……

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