豹変ぶりが怖かった……

『後妻業』松尾諭登場も「イメージが違いすぎる」「ミスキャスト感がすごい」の声

2019/03/19 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『後妻業』(フジテレビ系)公式サイトより

 3月19日夜9時から最終話が放送される、木村佳乃主演ドラマ『後妻業』(フジテレビ系)。視聴率は第7話6.2%から第8話5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)へとダウンした。同作は黒川博行の小説を原作にした痛快サスペンスで、大阪を舞台に“後妻業”のエース・武内小夜子(木村)が老資産家を相手に遺産相続を目論んでいく。

 第8話で小夜子は、後妻業の黒幕・亨(高橋克典)の忠告も聞かず、新たなターゲット・舟山(中条きよし)にぞっこん状態。亨は不安を募らせ、登録された資料から身辺調査を開始する。その結果、舟山のプロフィールはでたらめばかりで、資産情報までウソだと発覚した。

 小夜子を呼び出した亨は、舟山を「詐欺師」と断定するが、小夜子は笑い飛ばしてしまう。そんな小夜子は、亨と小夜子に狙われた資産家の娘・朋美(木村多江)の関係を疑い、独断で朋美のいる東京の事務所を訪問。亨との関係について探りを入れていくが、朋美にいつもの元気がなく、部屋の片隅には「心療内科」と書かれた紙袋が……。

 大阪に戻った小夜子は、舟山を招いて公正証書の話を切り出すも、逆に舟山から金を貸してほしいと頼まれる。小夜子は、亨の言葉は間違いでなかったと気付き、「あんた詐欺師やろ」と詰め寄るが、本性を現した舟山に暴行を振るわれ、現金を持ち去られてしまう。小夜子に呼び出された亨は、傷だらけの彼女を抱き寄せて「すまんかった」と謝罪。亨は、舟山宅に乗り込み、すごむ舟山に臆することなく痛めつけていく。

 一方、小夜子と亨の身辺調査を続ける探偵・芳則(伊原剛志)は、亨が経営する結婚相談所の経理担当と接触。大金を払い、亨が練炭や注射器を購入した際のレシートを入手する。その頃、結婚相談所には、舟山の息子で暴力団員の喜宜(松尾諭)の姿が。喜宜は亨に、後妻業のことを、警察にバラされたくなければ3000万円を準備するよう迫った。

「今回のエピソードから、映画『シン・ゴジラ』の飄々とした演技で人気者になった、俳優・松尾諭が登場しています。ところがネット上では、『イメージが違いすぎる』『ミスキャスト感がすごい』と違和感を訴えるコメントが続出。また『イケオジの舟山から、喜宜が生まれたの?』『キャスティングが笑える』などの反応もありました」(芸能ライター)

 最終話となる第9話では、「何が何でも、金を巻き上げてやる」と息巻く芳則が亨に接触。後妻業の証拠をばらまくと脅された亨は、情報を3000万円で買い取ることを了承する。一方、傷が癒えた小夜子は、亨に「次の獲物を探して」と催促するが、亨は「それより先に、片付けなあかんことがある」と、何かを企てているようだった。

「予告動画では、小夜子が弟の博司(葉山奨之)に、首を締められ倒れるという衝撃展開が。横たわる彼女を前に、亨が『なんで殺したんや』とつぶやくカットもあり、視聴者からは『待って、本当に意味がわからない!』『小夜子が死ぬって、どういうこと……』といった声が多く聞こえてきました」(同)

“後妻業”をめぐるバトルは、小夜子の死によって幕を閉じてしまうのだろうか?

最終更新:2019/03/19 20:00
後妻業
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