芸能
あの大御所まで

「不快な食べ方」「料理人に失礼」「わざとらしい」食レポが酷評されたタレント3人

2019/01/28 11:45
石塚英彦公式サイトより

 グルメ番組などで芸能人に求められる“食レポ力”。料理の味をいかに具体的かつ魅力的に伝えるかは、芸能人の腕の見せどころだが、そんな食レポで物議を醸してしまった芸能人も少なくない。1月23日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演した歌手で俳優の中条きよしもその1人だ。

「番組内では『揚げ物とマグロしか食わない』という中条がマグロの全26部位の食レポに挑みました。その中でネギトロに対して『旨いじゃなくて、もう普通』と表現したり、マグロの皮に『いらない、スゴイ生臭い』と苦言を呈する一方、マグロ大根の大根を絶賛する一幕もありました。これに対し、スタジオのマツコ・デラックスは『素晴らしいレポート』とフォローしていましたが、ネットユーザーからは『すごい感じ悪いし、人間性疑う』『態度悪すぎるでしょ』『見てて不快。職人さんが可哀想だわ』といった批判が噴出する事態になったのです」(芸能ライター)

 また、「まいうー!」というおなじみのセリフで、今やグルメリポート界の大御所となったホンジャカマ・石塚英彦にも、一部からブーイングが飛んでいる。

「石塚は現在、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)内のコーナー『通りの達人』でグルメリポートを担当しているほか、食レポ要員としてバラエティ番組に呼ばれることも少なくありません。そんな石塚の食レポは“食べ方”に批判が集まることが多々あり、例えば“食材を口にくわえたまま静止する”“チュルチュルと吸い込む”といった仕草に対して『食べ方がふざけすぎてて、料理人に失礼だと思う』『食べ方のせいで、全然おいしそうに見えないし、不快』といった声が。特に女性視聴者から、そういった意見が多く上がっています」(同)

 また、かつてMCを務めた『ウチくる!?』(フジテレビ系)や、現在も出演中の『シューイチ』(日本テレビ系)『秘密のケンミンSHOW』(同)で食レポを披露している中山秀征も、視聴者からその腕を疑問視されている。

「食レポ歴だけでいえば、中山もすっかりベテランでしょうが、『リアクションがいつも同じ』と、視聴者から指摘されることが多い。おなじみのパターンは“目を閉じてじっくりと味わう”というもので、『新鮮味がないし、わざとらしい』『もう何十年も同じだから見ていて胸焼けする』『どんな味なのかさっぱりわからない』などといわれています。また、『ケンミンSHOW』で、地方の料理を試食した際のリアクションがオーバーだとして、『ヨイショしすぎ』『違和感がすごい』などと苦笑されることもありますね」(同)

 技術不足はともかく、料理と料理人への敬意が感じられない食レポは、視聴者が不快感を覚えてしまうのも致し方ないだろう。食レポするなら、まずその点だけは外さないようにすべきかもしれない。
(立花はるか)

最終更新:2019/01/28 11:45
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