浜崎あゆみは『FNS歌謡祭』で不自然な理想やセルフモノマネから脱却できるか?

12月5日と12日、二週連続で放送する大型生音楽番組『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。5日の放送には浜崎あゆみが出演する。アーティスト同士のスペシャルコラボがテーマとなる同番組で、浜崎あゆみは宇多田ヒカルの名曲『Movin’ on without you』のカバーを披露する予定だ。

 この演目が発表されるや、「FNS歌謡祭なのに、あゆは自分の曲を歌わせてもらえないの?」とネットはザワついた。日刊ゲンダイDIGITALは「ファン落胆」と報じ、“「デビュー20周年なのだから自分の曲を歌って欲しかった」「ヒットメドレーがよかった」と惜しむ声”を伝えている。たしかに12日に登場予定の西野カナやaikoは自身のヒットメドレーを歌唱予定だ。

 しかし『FNS歌謡祭』はアーティスト同士のコラボやカバーも目玉のひとつ。そして浜崎あゆみが宇多田ヒカルの『Movin’ on without you』をお気に入りの一曲に数えていることは、ファンの間では有名だ。

 2014年、宇多田ヒカルのトリビュートアルバム『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』で初カバーした浜崎は、翌年に発売した自身のアルバム『A ONE』にも収録。宇多田のオリジナルよりもやや高めのキーでアレンジした同曲は、ライブでもたびたび披露されている。『Movin’ on without you』は、もはや浜崎あゆみの“新たな代表作”との呼び声も高い。

 番組には宇多田ヒカルの出演は予定されていないものの、同時代に一世を風靡した歌姫のコラボが地上派で初披露するとあって、SNSには「今夜はノスタルジックに浸る夜になりそう」「青春が爆発します」などと、待ちきれないファンの声も多い。

 ただ、一部では、浜崎あゆみのパフォーマンスを不安視する声もあがっている。夏の“仕上がり”があまりに悲惨なものだったためだ。

全盛期の“あゆ”からはかけ離れた姿で……
 浜崎あゆみは今年7月、『2018 FNSうたの夏まつり』に出演し、往年のヒット曲『BLUE BIRD』と『Grateful days』を披露した。しかし生放送にもかかわらず、なぜか浜崎はVTR出演だったこと、アップショットが皆無だったことについては、「音程ズレで放送事故を防ぐため」「加工なしのカメラ映りを気にしている」などと、ネガティブな憶測が飛び交った。

 歌唱力も、2曲がヒットした当時と比較すれば別人。視聴者はルックスの変化にも衝撃を受け、「今の、あゆ……?」「浜崎あゆみ、顔が変わりすぎて分からなかった」などと騒然とした。この時、浜崎あゆみの体は少しふっくらとしたように見え、声も細く、ハスキーになっていた。多くの視聴者がイメージする全盛期の“あゆ”から、遠く離れた姿といえるだろう。

 しかし一方でメイクや衣装は当時とそう変わらないものであることが、違和感を増幅させる。失礼ながら、まるで「浜崎あゆみのモノマネをしている人」のように見えてしまうのだ。

 その後、浜崎は8月11日の『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に出演。トーク中、司会の加藤綾子アナから「20年間の活動の中で『私、ここ変わったなー』みたいなところって、ありますか?」という質問に対して、浜崎は「逆に、ないかもしれないです。すごくあっという間でした」と返答している。そして15年以上前のヒット曲『TO BE』『Voyage』『エターナル』を熱唱するのだが、このときも視聴者からは「声が変わった」「やっぱりあの頃と違う」などの感想が相次いでいた。

 とはいえ容姿も声も、加齢とともに変化していく。ただ前述のように、実際は変化があるのに変化を見せないような衣装やメイク、振る舞いなどに固執することが違和感につながってしまっているのではないだろうか。

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全盛期の幻想から脱却できるか
 浜崎あゆみがテレビに露出するなり、ネットの話題を誘うのは、もはやお決まり。アンチはかつての“あゆ”と現在の浜崎あゆみを比較して、ルックスやパフォーマンスを「劣化した」となじることで盛り上がり、浜崎自身もInstagramで不自然に修正した姿を公開し、火に油を注ぐサイクルが完成している。

 しかし、浜崎あゆみのルックスやパフォーマンスが“変化”するのは、叩くべき/叩かれるべき問題かといえば、それはもちろんNOである。1998年にデビューした“あゆ”が、2000年代前半に全盛期を迎えてから、すでに20年近い時間が流れている。時代や流行も変われば、人間が“変化”をするのも自然なことだ。

 それゆえに浜崎あゆみ自身にも、不自然に理想化された姿ではない現実的な変化を直視したうえで、最新かつ最善のパフォーマンスを見せ、視聴者を納得させてほしい。

 今夜の『2018 FNS歌謡祭』に登場する浜崎あゆみは、あえて自身の全盛期の曲ではなく、宇多田ヒカルの曲をカバーする。視聴者の中にある浜崎あゆみ像を良い意味で更新できるだろうか。

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