BTS批判とミスリード? K-POPにマツコ「嫌だったら日本から出ていけ!」発言が拡散

韓国ヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)の「原爆Tシャツ騒動」は、未だにネットを中心に炎上を続けているが、タレントのマツコ・デラックス(46)が、韓国に対して「嫌だったら(日本から)出ていけ!」と発言したとの情報が拡散されている。

 マツコ・デラックスが「嫌だったら出ていけ!」と発言したのは、2012年1月にゴールデンタイムで放送された『なかよしテレビ 日中韓!ホンネで言いたい放題SP』(フジテレビ系)でのことだ。同番組は、日本・中国・韓国の出演者がトークを繰り広げて議論しながら、それぞれのいいところを学ぼう、という趣旨のもの。マツコは、東国原英夫(61)や、小島慶子(46)らとともに、日本人パネラーとして出演していた。

 「世界に自慢できる芸能人がいる国」というお国自慢コーナーで、韓国はK-POPの人気が世界に波及していることを紹介。在日日本人作家の韓国人・リュウが、「日本の芸能界は草野球レベル、韓国の芸能界はプロ野球レベル」と喩えて発言すると、マツコは「納得できない」と挙手。「K-POPは結局、アメリカのパクリにしか見えない。世界に通用するって言うけど、どこを指してるの?」と批判した。

 すると、リュウは、韓国もかつて日本の芸能界をトレースしたことがあったが、米国の市場に出て行けなかったと説明し、「今、K-POPは米国の市場に上陸している。その前に、EU(欧州連合)でファンがついている」と答えて、フランス、ドイツ、スペインの例を挙げたが、マツコは「またEUの中でも微妙な国ができたな」となじり、議論はさらにヒートアップする。

 リュウが、「J-POPはそこ(海外でファンを獲得すること)まですらいけていない」と指摘すると、マツコは怪訝そうな表情で、「行こうとしてないもん。アメリカで評価されることがすべてなの?」と反論した。

 さらに別の出演者から、「今、日本はレディー・ガガにハマっているけど、それはどうなのか?」と質問されると、「それでいいじゃない。あんたたちの国のやつも受け入れてやってるのよ。ありがとうって言われても、文句を言われる筋合いはない」と言い返し、トドメに「これだけ懐が深い国がどこにあるんだよ。お前ら(韓国)もお前ら(中国)も受け入れてやってんだよ。出てけ、いやだったら出てけ!」と、いつものように毒吐いた。

 この直後、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也(48)が、「マツコ、1回血圧測って!」と茶々を入れ、スタジオは笑いに包まれるのだった。

 同番組では議論が白熱するシーンが多々見られたが、番組の趣旨をまっとうしていたといえるだろう。ちなみに、ラストは番組のテーマソングという『We Are The 日中韓』を全員で熱唱して終了している。こうした演出は悪趣味と言えなくもないが、番組の目的が各国間の対立を煽ることではないのは明らかだ。

著名人もBTSを批判しているようにミスリード
 しかし、BTS(防弾少年団)の原爆Tシャツ騒動をめぐって韓国批判の声が増しているネットでは、マツコが過去にK-POPを批判したことが話題を呼んでいる。さらに、「嫌だったら(日本から)出ていけ!」という発言が切り取られた状態で、SNSを中心に拡散されているようだ。

 SNSには、〈マツコ大好き、全部言ってくれる。BTSも嫌なら出てけってほんとその通り〉〈別にわたしが嫌韓だからってわけじゃなくて、客観的に考えて正論ですよね。本当に的を射ている〉〈BTSがいろんな国にでたところで受け入れられることはないだろうねwww〉などと、同意や賞賛の声が相次いでいる。

 6年前のテレビ番組で、マツコがK-POPを真っ向から批判したことは事実だ。しかし、まるでマツコがBTSに「日本から出ていけ」と言ったように解釈すること、BTS批判に加勢しているような読み方は誤っている。著名人もBTSを批判しているようにミスリードし、ネットの嫌韓感情を煽るため、マツコの過去の発言が利用されたに過ぎない。

 Twitterをはじめ、ネットでは、著名人の発言の一部が切り取られて、誤解されたまま広まることがよくある。しかし、流れてくる情報を無批判に信じ、同調してしまうことはどれだけ危険かーーーむやみに加担してしまう前に、一度考えるべきだろう。

(今いくわ)

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