中村獅童が竹内結子との長男について交流を明かす 「会わせてもらえない」は誤報

2018/03/20 20:00

 歌舞伎俳優・中村獅童(45)が、「ハーパーズ バザー」(ハースト婦人画報社)5月号特別版の表紙を飾り、同誌のロングインタビューにも応えている。インタビュアーは歌舞伎鑑賞歴の長い漫画家・桜沢エリカだ。

 中村獅童は昨年、肺腺がんで闘病。その2年前には脳動脈瘤の手術をしていたことも明かした。そして昨年末、現妻とのあいだに第一子となる男児・陽喜(はるき)くんが誕生。2013年には最愛の母・陽子さんを亡くしており、この5年は激動の日々だったという。

 歌舞伎のこと、家族のこと、妻への感謝を語り尽くすインタビューの中で、とりわけ印象が強かったのは、2005年に誕生した元妻・竹内結子(37)とのあいだの長男に言及していることだ。

 竹内結子と中村獅童は、夫婦役を演じた映画『いま、会いにゆきます』の撮影を機に妊娠・結婚。しかし入籍からわずか一年半後の2006年10月には竹内が離婚届を提出、親権をめぐる裁判を経て2008年に離婚が成立している。長男の親権は竹内が持ち、養育もすることでかたがついた。

 裁判の最中から様々な報道があり、最終的に「慰謝料なし、養育費は成人まで月50万円」「獅童と長男は数カ月に1度の割合で面会」といった約束で合意したものの、竹内結子が面会の約束を守らず獅童は息子に会えずにいる……と報じられたこともあった。また、現妻との子が誕生してから獅童がInstagramに大量の息子写真と愛情あふれるメッセージを投稿し続けていることに、最近では「無神経だ」「長男の気持ちを考えて」といった非難がネット上で飛び交うようにもなっていた。

 しかし事実は違ったようだ。中村獅童は「ハーパーズ バザー」誌上で、桜沢エリカが<失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?>と突っ込んだ質問をすると、はっきり<会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません>と応えている。竹内結子が獅童と息子を会わせないようにしているというのは、嘘だったようだ。

 中村獅童は2015年1月に現妻と再婚。8年ほどの付き合いを経ての結婚であり、竹内との離婚裁判が終結する前からの交際であったのかもしれない。この再婚についても獅童は、長男と会って「お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?」と息子の許可を得たのだという。獅童と竹内は離婚こそしたが、獅童は長男に対して「お父さん」として接し続けてきていたのだろう。

 おそらくそれ自体はこれからも変わらない。獅童には最愛の伴侶がいて息子も誕生したが、一方で竹内結子との息子の父であることも事実のままなのだ。裁判で揉めはしたものの、父と子の関係は今も継続している。何も知らずに獅童のインスタを「無神経」と非難するのはお門違いだったようだ。

最終更新:2018/03/20 20:00
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