コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第283回】

TOKIO・国分太一、結婚で“路線修正”? 『ビビット』『すぽると!』失敗の次の一手は

2015/09/15 21:00

 いや、是非今こそコシノにその経緯を暴露してほしいと思うが、問題は今後だ。佐藤は先頃、二子玉川に転居した楽天社屋のデザインを手掛け、メディアもこれを大々的に報じている。さらに来年5月の伊勢志摩サミットのロゴ選考の座長に就任している。話題性は十分だ。さらに数多くの企業広告やロゴ、SMAPのCDデザインなども手掛けているので作品数は佐野以上。

 ネット民たちの大捜索が本気で開始されたら、佐野パクリ問題以上の騒動が巻き起こるのではないか。もちろん暴かれるのはパクリだけではない。こうした問題をきっかけに、その背後にうごめくデザインをめぐった代理店や、政財界の癒着構造が明らかにされることを期待したい。今回「セブン」が報じた佐藤のパクリ問題は、その最たる例だと思うからだ。

 元少年Aから手紙がきた! 「朝日新聞」「週刊文春」(文藝春秋)「週刊新潮」(新潮社)そして女性週刊誌では唯一「セブン」に送られてきた神戸連続児童殺傷事件の少年Aからの手紙で、マスコミは大はしゃぎでこれを報じている。もちろん「やっぱり反省や更正などしていなかった」というバッシング論調でだ。

 自己の存在をアピールしたい元少年Aのホームページ開設の宣伝に使われたようなものにもかかわらず、そうした自覚は一向にないらしい。しかも元少年Aは14歳の時に猟奇的犯罪を起こしたものの、現在は保護観察も終えて、ホームページを作っても何ら問題はないはずなのに。これが有名事件を起こした“元犯罪者”に対してのマスコミのいつものスタンスだが、そんな中「週女」は冷静だ(手紙が送られてこなかったからかもしれないけど)。

 タイトルには再犯の危機などという言葉を使っているが、臨床心理士の矢幡洋の「再犯の心配はそれほどない」というコメントや、精神科医の和田秀樹の「今回のように発表や発信をすることによって、元少年Aが持つ『性的サディズム』の欲求が解消し、気持ちが落ち着くことはあると思います」とのコメントを掲載している。

 自己表現してそれを発表することで再犯を防ぐ。「週女」記事はヒステリックな元少年A報道と一線を画したものだった(手紙が送られてこなかったからだと思うが)。

最終更新:2015/09/15 21:00
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