"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第283回】

TOKIO・国分太一、結婚で“路線修正”? 『ビビット』『すぽると!』失敗の次の一手は

2015/09/15 21:00

「家族を持てば“隣のライバル”のイノッチのように主婦の好感度が上がる」

いやいや、国分本人がそんなことを公言したわけではない。「週女」にコメントしている代理店関係者の“見方”だ。しかも返す刀で「イノッチは本も読むし努力家」だから国分が結婚したからといって、イノッチと同じにはなれないのでは、という意地悪な“解説”付きだ。かなり意地悪な“見方”“解説”だが、結構いい線いっていると思う。

 そんなトホホな国分結婚記事だが、その中でジャニーズの結婚に関するエピソードが面白い。

 ジャニーズは結婚したいというタレントに「結婚後の人気の動向についての具体的数字」を出して説明するという。そして「それでも、結婚するの?」と聞くのだとか。なるほど、そんな意地悪な戦略で結婚を阻止していたのね。かなりえげつないが、国分もこの戦略に嵌った1人で、なかなか結婚を決断できなかったらしい。

 ジャニーズタブーの前に型通りの“おめでとう”報道のマスコミの中、ジャニーズの結婚内情がわかる「週女」ならではの“水差し”記事。こうでなくちゃね。

 ここ最近の女性週刊誌は反原発や反安保といった社会派記事で注目を浴びているが、今週の「セブン」が一般週刊誌真っ青の発掘スクープを放った。

 五輪エンブレムのパクリ問題が大きな話題となっているが、渦中のデザイナー・佐野研二郎だけでなく、その師匠であり超大物クリエーターで“神”とも言われる佐藤可士和にもパクリ疑惑があったことを報じているのだ。それも日本オリンピック委員会(JOC)絡みだというからびっくり。

 記事によれば、パクリがあったのは11年に佐藤が手掛けた政府の対外文化政策「クールジャパン」のロゴ。これが1993年にコシノジュンコがデザインしたJOCの第二エンブレムとそっくりだったというのだ。これを発見したコシノは大激怒したが、さすがは佐藤“神”サマ。いろんな政治的思惑からか、政府サイドだけでなく、なぜか“被害者”であるはずのJOCも乗り出し、コシノをなだめて結局はうやむやにしてしまったというのだ。

『佐藤可士和の打ち合わせ』
胡散臭いヒトにはそれなりの過去があるわけね~
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