[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

新学期の保護者会で、ほかのママさんと仲良くなるための基本的な会話術

2018/05/07 19:00
新学期の保護者会で、ほかのママさんと仲良くなるための基本的な会話術
(C)倉田真由美

 4月に入り、小学3年生になった娘ココの生活がスタート! クラス替えがあり、今までの友達とはバラバラになったようですが、3~4人仲いい子と同じクラスになれたみたい。

 そういえば、仲良しグループの1人が急に転校することになり、ショックだと騒いでいました。たまたまその子のママとばったり会ったので、「なんで転校するの?」と聞くと、「ちょっとね。いろいろあってね」と意味深なリアクション。別のママ友にLINEで聞いてみると、「大人の事情ですよ!」という返事。「もしかして離婚?」と聞くと、「そうですよ! でもそれ以上は言えませんよ! 叶井さんは口が軽いから!」と言われてしまいましたよ。

 で、3年生になって何が変わるのかというと、算数の授業を学年全体で「ゆっくり」「じっくり」「ぐんぐん」という3クラスに分けで勉強するらしい。まあ、「微妙」「そこそこ」「できる」というクラス分けなのだろう。なかなかシビアだな……。3年生では割り算と分数が始まり、ここでつまずくと、この先勉強が嫌いになっていく子が多いらしいです。確かにオレは今でも割り算、分数できないからな! ちなみにココは「じっくり」クラスです。

■ほかの保護者と仲良くなる方法

 先日は、3年生の第一回保護者会がありました。オレはもちろん参加しましたよ。まず3年生の全保護者に向けて校長先生から年間行事の説明などがあり、その後はクラス別の保護者会。ココのクラスのママパパはほとんど知らない人なので、どんな人たちがいるのか楽しみです。まず担任の先生の挨拶。女性の先生で、3歳と4歳の息子さんがいるんだとか。ご自分でバツ1とカミングアウトして、なかなか面白い先生です!

 その後は3年の役員決め。オレは2年の時にクラス委員やっていたので、司会進行をやる予定だったんですが、なぜか別のママがやってくれることに。役員は、クラス委員2人、広報係2人、校外活動係が2人。すぐには決まらないだろうと思っていたら、意外にみなさん積極的で、5分ほどで決まりました! やる気あるなあ!

 そして6人ずつのグループになり、それぞれ自己紹介タイム。先生が用意してくれたサイコロで、出た目に書いてあるテーマに沿ってトークするんです。内容は「子どもの名前の由来」「習いごと」「子どもの時、なにして遊んだ?」などで、オレからサイコロを振ったんですが、出た目は「子ども時になにして遊んだ?」。いやー、もう今年51歳だし覚えてないっす! で、なぜかオレがバツ3という話になり、前の奥さんとの間に子どもが1人いるとか、妻にも前のダンナの息子がいるという話で盛り上がりました。この話をもう何年してるんだ?

 そしてオレの目の前には外国人のママさんも! パパさんとは母国で出会ったとかで、そういった話もできるぐらい日本語がペラペラなんですよ。みなさん、この外国人ママさんに興味津々で質問攻めとなり、タイムアップになってしまった! やはり保護者会っていろんな発見があって面白い。

 よく、「ほかのママと仲良くなりたいのに、きっかけがつかめない」と悩んでいる人がいますが、解決法はずばり「何か聞かれたらちゃんと答えたうえで、さらに相手へ質問する」ですよ! コミュニケーションの基本。仕事の時だってそうでしょ? この間も、とある集まりで初対面のママさんと一緒になったので、オレなりに気を使っていろいろ話しかけたのに、「はあ」「そうですね……」で会話が終了。気まずい……。ママパパであれば「子育て」という共通の話題があるんだから、相談なり、愚痴なり、話のネタはあるはず!

 あと、もしママ友とケンカしたり、気まずくなったりしても、それは逆に言いたいことを言える仲になるきっかけにもなる。オレも以前、学童の保護者会に参加したときに、先輩ママからいきなり「プリントをちゃんと見てますか?」と怒られて若干ムカついたこともあったんですが、そのママさんと仲良くなって、「あの時はムカついた!」って言い合えるようになりましたから。最終的に険悪な仲になったとしても、それはそれで話のネタになるしね! だから怖がらずにほかのママさんにガンガン話しかけて、ママ友を作った方が絶対楽しいですよ!

最終更新:2018/05/07 19:00
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