すっかり大きくなりました

芦田愛菜、フジ連ドラ主演から「テレ東深夜」に転落――“芸能界のドン”バックアップも消滅?

2017/01/19 19:00
ashidamana
イケイケドンドンだった頃の芦田プロ

 昨年4月期、フジテレビ系ドラマ『OUR HOUSE』で主演を務めた“天才子役”こと芦田愛菜が今期、テレビ東京の深夜ドラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』に出演し、話題になっている。

 同ドラマは昨年夏、「カンヌ国際映画祭」に出品する映画の製作を目指す山田と、その友人である映像作家・山下敦弘氏の取り組みに密着したドキュメンタリードラマ。芦田は、山田がプロデュースを務める映画の主演女優に抜てきされたという設定で出演している。

「撮影がスタートしたのは、『OUR HOUSE』がクランクアップした頃の時期。おそらく、以前ならば間違っても受けなかったオファーでしょう。ところが芦田は、このところ仕事のオファーが激減しているそうで、事務所は背に腹はかえられぬと、この仕事を受けたといいます。特に視聴率を気にする必要もない作品で、山田のテンションが異常に高いというノリのいい現場だけに、芦田は楽しんで毎回撮影しているとか」(テレビ東京関係者)

 芦田が大ブレークしたのは、同じ子役である鈴木福との共演が話題となった『マルモのおきて』(フジテレビ系、2011年4月期)がきっかけ。同年7月に発売された同ドラマの主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」はオリコンランキングで2位を獲得するなど、人気を博していた。

「ブレークしたことで、“芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長がバックについたんです。そのため、どんどん大きな仕事が舞い込んできたものの、次第にギャラは高騰。事務所の要求も増えていき、いつしか使いにくい大女優のような存在になってしまいました」(芸能プロ関係者)

 ドラマの出演本数は11年が8本、12年が3本、13年が1本、14年が3本、15年と昨年が1本ずつ。今年は、『山田孝之のカンヌ映画祭』以外、特に大きな仕事はまだ発表されていない。

「同じ事務所だと、鈴木梨央や寺田心の勢いの方が芦田を上回っています。一時期のように、周防氏がバックアップすることもなくなったようで、再ブレークするのはなかなか難しいかもしれませんね。同年代だと、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結の方がメディアの注目度が高いだけに、芦田はすっかり“過去の人”のような扱いになりつつあります」(同)

 ただし、『山田孝之のカンヌ映画祭』はコアなファンに人気の作品。これまでのイメージを打破して、新たなファン層を獲得できれば、再浮上の可能性もありそうだが……。

最終更新:2017/01/19 19:00
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寺田プロ、明日は我が身だよ……
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