水卜ちゃんの貫禄たるや

好きな女子アナランキング、水卜麻美4連覇のウラで……圏外落ちしたフジのエースは?

2016/12/05 17:35
yamazakiyuki_prf
山崎夕貴公式プロフィールより

 ORICON STYLEによる、毎年恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」が発表された。13回目となる今回は、日本テレビの水卜麻美が4連覇を果たした。

 2位には昨年と同じく、元フジテレビでこの春にフリーとなった加藤綾子がランクイン。フジテレビを退社しても、人気には影響はなかったようだ。3位は例年ならNHKの有働由美子だが、4位にランクダウン。水卜・加藤・有働の“3強”に割って入ったのは、元日本テレビでフリーの夏目三久だった。

「有吉弘行との妊娠・結婚騒動がイメージダウンにつながるかと思われましたが、毅然とした態度を取ったが逆に好感を持たれたようですね。業界のドンこと、所属事務所の田辺エージェンシーの田邊昭知社長の覚えめでたいようですが、その寵愛ぶりが目に余るようだと総スカンを食らいそうです。フリーに転じた加藤は出演番組も多く、CMなどに出演するなど、いまのところ活動は順調のよう。真価が問われるのはフジ以外の番組出演が解禁となる来年以降かもしれません」(芸能記者)

 一方、初ランクインを果たしたのが、7位の田中みな実と9位のテレビ朝日・大下容子。

「10月から放送中の情報番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)のMCを務めている田中は、帯番組のMCとはいえMXテレビということで“都落ち”と揶揄されたものでした。しかし、フリー3年目で慣れてきたせいか、ぶりっ子ではない、“実は暗い”キャラも見せるようになり、男性票を集めたようです。女性人気は相変わらず低いようですが(笑)。大下はいうまでもなく“SMAP効果”。同グループの解散騒動によって、メンバーの動向が報じられる中、『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で共演する香取慎吾を擁護する発言などから、注目度が上がったということでしょう」(同)

 来る者あれば去る者あり。ベスト10圏外となったのが、昨年4位だったフジテレビ・山崎夕貴と同6位だったテレビ東京・狩野恵里。

「歴代のフジのエースはアイドルアナばかりでしたが、山崎は“自虐”路線の異色キャラ。その目新しさに、最初は視聴者が食いついたものの、すぐさま飽きられてしまったようですね。出演番組が多すぎることも、その一因かもしれません。山崎はカトパンに続く、フジの新エースとの評判も高かったので、この結果には、フジもガッカリしているのでは。そして、先頃、『モヤモヤさまぁ~ず2』のMCを卒業した狩野ですが、初代MCの大江麻理子が昨年の10位から今年は5位と人気を盛り返し、根強い人気を示したことを考えると、結局狩野は、“モヤさまバブル”による人気だったことがうかがえます」(同)

 このほか、昨年7位のテレビ朝日・竹内由恵はワンランクダウン。昨年5位のNHK・桑子真帆は、10位へと大幅に順位を下げた。一方で、6位の赤江珠緒は、レギュラー番組が『この差って何ですか?』(TBS系)とラジオの『たまむすび』(TBSラジオ)しかないにもかかわらず、昨年の9位から順位を上げ、6位へランクアップ。こうしてランキングをあらためて見ると、一部の例外を除き、女子アナ人気とは移ろいやすいものだと痛感させられる。

最終更新:2016/12/05 19:00
フジテレビ凋落の全内幕
自虐芸にたやすく手を出すもんじゃない
アクセスランキング