【連載】おおしまりえの婚活スポットリアル調査17

中谷美紀もやった「ボルダリング婚活」で恋の壁をよじ登る ついにドラマのような展開が……!?

2016/09/04 15:00
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初めてのボルダリング体験!

 ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』の中でも取り上げられたボルダリング婚活。おしゃれな女子に人気のこのスポーツで、婚活できるとあれば、筆者も壁を登らないわけにはいきません。

 今回潜入したのはスポーツ婚活で有名なB社のイベント。ボルダリングだけでなく、ランニングやバドミントンなど多彩なスポーツイベントを開催しているようで、運動があまり好きじゃない人でも気軽に参加できるとのこと。前日に「運動着がない!」とまごまごした私ですが、ともかくどんなものなのか今回はその様子をレポートします。

■ボルダリング前に行われる謎の1分挨拶周り

 先に言います。筆者、前日徹夜しました。あまりの忙しさに寝ることができず、ボルダリングなんて徹夜明けにやっていいものか……と支度をしつつも10回くらい参加延期を検討しました。しかし、参加費4,000円はすでに支払い済み。「女は気合よ!」と自分に喝を入れ、土曜の朝9時に会場へと向かいます。

 会場に到着し運動着に着替えると、最初にスタートするのは自己紹介タイムです。婚活ではおなじみのプロフィールシートを交換して行うわけですが、なんと持ち時間は1人1分!「短っ!」と思いながら、名前とボルダリング経験の有無を伝えたらほぼ終了です(笑)。しかしこれも致し方ありません。今回の参加者は男女約13人ずつ。つまり総勢26名ほどの男女のマッチングタイムなんて、じっくり取れるはずもないのです。

 やっつけ感覚で自己紹介を終わらせ、今回のメインイベントであるボルダリング婚活へと入っていきます。まずは同性同士で2~3名ほどのグループを作り、男女のグループを替えながらボルダリングを行うシステムになっています。

■ボルダリングより気になるあの問題

 「やり方説明しますよー」という明るいスタッフの説明を聞き、まずは私も90度の壁でバージンクライミングをスタートします。と、ここでアクシデントが発生!

「私、脇汗やばいいいい!」

 なんと運動を日常行わない筆者は、あろうことか今日はねずみ色のTシャツをチョイス。登る前からびっしょりの脇汗が目立つではないですか。恥ずかしい……というか、こんな残念な脇で運動女子として婚活なんて無理すぎます。あらためてふと周りを見渡せば、女性はみんなどこかオシャレなウエアの子ばかりです。後ほどリサーチすると、ランニングなどのスポーツ習慣を持った女性が多かったのは、このイベントならではでしょう。

 さっそく差をつけられた壁登り。「えーい! 女は気合だ!」と、もう1回自分に喝を入れ、諦めて汗ジミ全開の脇を見せながら壁を登ることにしました。こうして10~15分ほどのクライミングを楽しんだらグループを入れ替え、全グループ総当たりをして仲を深めていきます。初のクライミングの感想は、「なにこれ、地味だと思ったら、結構楽しいじゃん」です。

 ちなみに壁を登る時は1人ですが、全員同じルートの登り方をするので、「次こっちだよ」「ここきついよ」「ナイス~」という掛け合いが常時行われます。つまり深い会話はしないけど、人との距離は縮まるのです。

ボルダリングからはじめよう! Enjoyフリークライミング
きっかけは何でもいいよね
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