華々しすぎる散りっぷり

芦田愛菜『OUR HOUSE』、4.8%の大爆死で見えた“今世紀ワースト更新”の地獄絵図

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『OUR HOUSE』(フジテレビ系)公式サイトより

 “超人気子役”芦田愛菜と、NHK朝ドラ『マッサン』(2014年度後期)のエリー役で大ブレイクしたシャーロット・ケイト・フォックスがW主演でタッグを組んだ、フジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』(日曜午後9時~)が、想像を絶する大爆死でスタートした。

 初回(4月17日)視聴率は4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、いきなり5%を割る惨事となったのだ。民放プライム帯の連ドラ(テレビ東京を除く)で、初回視聴率が5%を割り込んだのは、13年10月期『夫のカノジョ』(TBS系/川口春奈主演)の4.7%以来。同ドラマの全話平均視聴率は3.87%で、今世紀に民放プライム帯で放送された連ドラの中で、ワースト記録を今も保持している。また、第6話で2.8%という低視聴率を記録した“大爆死ドラマ”『HEAT』(フジテレビ系/AKIRA主演/15年7月期)でさえ、初回は6.6%を取っていたのだ。

 フジの「日9」は、視聴率不振のため、13年3月いっぱいでドラマ枠を廃止し、バラエティに変更したが、結果が出ず。この4月期から3年ぶりにドラマ枠を復活させた。芦田は同枠で阿部サダヲとW主演した11年4月期『マルモのおきて』が、全話平均15.8%とヒット。シャーロットは『マッサン』以来、初の民放連ドラ出演となっただけに、フジはかなりの期待をもって臨んだはずだが、想定外の大爆死となってしまった。

 裏では、嵐・松本潤の主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)が15.5%の高視聴率をマーク。他局では、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』が13.0%、NHK『NHKスペシャル』が12.7%、テレビ朝日系『科捜研の女 春スペシャル』(沢口靖子主演)が9.9%、テレビ東京『日曜ビッグ「あなたのゴミがお宝に!平成のリサイクル密着24時」』が5.7%で、『OUR HOUSE』はテレ東にさえ敗れてしまったのだ。

 いくら、ライバルドラマの『99.9』が強かったとはいえ、初回で5%にも届かず、しかも全局で同時間帯ビリは、あまりにも厳しすぎる。復活した「日9」ドラマ対決は、初回にして早くも勝負ありといえるだろう。このまま、『OUR HOUSE』の視聴率が上向かなければ、『HEAT』の単話2.8%、『夫のカノジョ』の全話平均3.87%のワースト記録を更新してしまう可能性も出てきた。

 ネット上での視聴者の反応は、「所属事務所は芦田を潰す気か? 作品を選べとはいわないけど、この脚本を採用したフジが悪い!」「父親(山本耕史)がクズすぎて、見ててイライラする。母親が亡くなって、半年で別の女って……。子どもたちのこと考えてなさすぎ!」「先が読めてる使い古されたストーリーでうんざり。芦田にはもっと内容あるドラマに出てほしい」「シャーロットのセリフが聞きづらい」「ストーリーがつまらない。キャストがかわいそう」といった酷評ばかり。

 フジは「こんなはずじゃなかった」と落胆しているに違いないが、ただでさえ「TBS日曜劇場」、日テレの『行列』という強力な裏番組がある激戦区の同時間帯に、あえてドラマ枠を復活させた判断そのものにも問題があったといえそうだ。

 果たして、フジの「日9」ドラマ枠が、どれほど続くのか? ヘタをすれば、2クールで廃止され、秋の改編ではまたバラエティ枠に戻っているかも?
(森田英雄)

ホームドラマは売れない時代って橋田先生も言ってた

しぃちゃん

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