仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

梅宮アンナが語る“ひとり”の意味――過去の恋愛沙汰、別居問題に見る“父娘の問題点”

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『女は「ひとりの時間」に磨かれる』(KADOKAWA)

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「すべてひとりで考えて、ひとりで決めてきた」梅宮アンナ
(「日刊ゲンダイ」2月16日より)

 “その世界のオオモノと娘”という組み合わせは、座りが良い。父親はその世界のカリスマで、周囲に気を使わせる存在だが、溺愛する娘の前では形無しというのがパターンである。俳優・梅宮辰夫とその娘・アンナもこの典型的な例だろう。

 「梅宮辰夫の娘」と認知されていたアンナの知名度を高めたのは、元タレント・羽賀研二との交際だった。女グセが悪く、借金持ちの羽賀との交際に辰夫は大反対。当時、世間の論調は「世間知らずのお嬢様が、免疫がないから悪いオトコに騙された」「コワモテのお父さんも、娘のことは心配でたまらない」で、この親子を好意的に扱っていたように思う。

 『おしゃれイズム』(日本テレビ系)の前身番組『おしゃれカンケイ』で、アンナは溺愛エピソードを披露していた。「デートに尾行してくる」「誕生日に手作りのケーキを焼いたことに涙を流して喜び、お返しにBMWを買ってくれた」「辰夫に嫌いな食べ物は食べなくていいと言われて育ったので、偏食が激しく、野菜が食べられない。そのため、辰夫の経営する漬物店の漬物は食べたことがない」など、うっとうしいくらい愛されて育ったそうである。

 また結婚前の辰夫はプレイボーイで、銀座のホステスたちと浮名を流したが、アンナが生まれてからは一切辞めたという。その代わり、美しく成長したアンナを連れて、よく銀座のクラブに出かけて行ったそうである。シロウトには意味不明な行動だが、ホステスよりきれいな女性を客として連れていくのが、ツウの遊びだとアンナは解説していた。

 アンナはその後、羽賀と破局。一般人男性と交際、結婚して娘をもうけるが、相手の男性が賭博開帳図利容疑で逮捕されたため、離婚(余談だが、元カレの羽賀もアンナと破局後、未公開株詐欺事件を起こして、現在受刑者である)。当初は“パパに溺愛されるお嬢様”というイメージだったアンナだが、この頃にはすっかり“オトコを見る目のないオンナ”というキャラクターが定着した。

 その後も、「妻とは離婚しますから、交際させてください」と辰夫に挨拶をした妻子ある野球選手と交際するも、離婚は成立せず破局。アメリカンフットボールの選手との交際も長くは続かなかった。さすがに最近落ち着いたかと思いきや、「スポーツ報知」の取材に対し、最近まで実業家男性と結婚を見据えて交際していたが、実は相手は既婚者で、結果的に不倫をしていたと明かし、相変わらずの見る目のなさを露呈させていた。失意のアンナは親に頼ることもできず、車や家財道具を売り払って資金を作り、“ひとりで”日本を飛び出してアメリカの叔父のところに身を寄せていたという。

アンタ、辰ちゃん漬が泣いてるよ

しぃちゃん

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