仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

桝太一アナ、視聴者からの好感度をもたらす「運動音痴」「モテない」「恐妻家」アピール

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『ZIP!』(日本テレビ系)公式サイトより

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「シャツはイン、ポシェットつけちゃって」桝太一
『今夜くらべてみました』(日本テレビ系、10月21日放送)

 10月21日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)は、日本テレビの男性アナウンサースペシャルだった。日テレといえば、2014年オリコン調査の好きな男性アナウンサーランキングで、1位(桝太一)、2位(上重聡)、9位(辻岡義堂)に入る人気アナウンサーを抱える局で、視聴者の興味も集まっていたようだが、上重アナは例の不祥事により、活動は自粛気味。上重アナを抜かして、桝アナ、辻岡アナ、山本紘之アナの3人が番組に出演した。

 辻岡アナの経歴は、きらびやかだ。幼稚園の頃から発表会では王子様役、親衛隊もいたほどの人気者。大学時代は湘南海の王子、ミスター慶應のファイナリストに輝いた。イケメンと人から呼ばれ、自分もその強みを武器としてポジティブに捉えてきたのだろう。大学時代には「JJ」(光文社)に、イギリス製のクラシックカーとともに掲載され、「車と彼女は長く大事にしたい主義」との言葉を残している。

 そんな辻岡であるから、昨年、初めて好きなアナウンサーランキングに入ったことに満足したようで、後輩が社食に誘った際「行かないよ、だって俺、9位だから」と答えた天狗エピソードが番組内で披露されていた。人気が出るとすぐ調子に乗るあたりは、有名人とゴルフを楽しみ、モデルと交際し、億ションと外車をスポンサー企業から与えられていた上重アナを思い起こさせるが、私に言わせると、このテのわかりやすい上昇志向的な自意識は、全然面白くないし、こういう人は旧式なアナウンサーである。

 本当に自意識が強い、新式のアナウンサーが選ぶ手段は、“ダメ偽装”である。14年秋に「週刊文春」(文藝春秋)が発表した「好きな女子アナランキング」によると、1位は水卜麻美アナ、2位は大江麻理子アナ、3位は夏目三久アナだった。彼女たちは「若く美しく細身で、清純派。もちろん不祥事なんて起こしたことはない」というかつてよしとされた女子アナ像から、何か1つが抜け落ちており、そこを取り繕わないことが視聴者に評価されていると言っていいだろう。

 桝アナは、男性ながら、この“抜け感”を見事に取り入れている。端正な顔立ちに、東大大学院卒という学歴は、視聴者にとっつきにくい印象を与えかねないが、桝アナは自ら、視聴者の“下”に行くことで、このイメージを中和する。

タレントにいじられてキョドるのがまたうまいのよ!

しぃちゃん

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