今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

中山美穂の離婚報告と「きちんとした媒体」選びに見る、辻仁成も想定外の事態

bisuto02-main.jpg
美ST」(光文社)2014年 10月号

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎それ、お世辞ですよ
 形勢不利のままの中山美穂。「いずれきちんとした媒体でお話しします」って、それ「美ST」(光文社)かよ。しかも連載かよ。ま、「婦人公論」(中央公論新社)とか「文藝春秋」(文藝春秋)も、「不倫→子捨て」じゃあインタビュー載せらんないし。「創」(創出版)ってワケにもいかないしな。誰も食指を動かさず、依然として不利変わらず。そして「お話し」の内容も……。好きな人ができて、体を壊した時にいろいろ世話してくれて、おかげでよくなって、元の生活に戻れなくなって、でも離婚は数年前から考えてた、親権を譲るのが離婚の条件だからこうなりましたと。遠回して美化してオブラートに包みまくってはいるが、結局要約すると、与える印象は「不倫→子捨て」で1ミリも変わらず。美化すれば何とかなると思ってるそのメンタリティの方が、逆にダメージ大な気が。

 「フランスの法律では離婚をすると親権は半分になりますが(中略)日本の法律で結婚したので親権を譲ることにしました」ってフランスまったく関係ないだろが。本当に、「結婚してパリ移住」って、当時夫だった辻仁成の意向が大きかったと思うのだが、おフランスをこじらせたのは結局、中山美穂の方だっんだなぁとしみじみ。

 掲載誌にはインタビューに加え「3か月ぶりにパリに戻って自分を見つめる時間を持ちました」って写真つきのキャプションコーナーがあったのだが。本の物撮りと共に寄せられていた文が「今月読んだ本。映画監督ゴダールについて書かれた本を読んでいたとき、ふと話をした友人が彼の元妻アンヌ・ヴィアゼムスキーの親戚にあたると知って興奮。その友人曰く、私は彼女に似ているとか」(原文ママ)。いやー。3回ぐらい読まないと、何について書かれてる文章なのかサッパリわかりませんね。しかし、「パリで素敵に生きる私」というメンタリティだけはグイグイ伝わってくる。パリで素敵に生きる、いいじゃないか。でも「パリで素敵に生きる私」を日本で商売にしようってのは、ちょっとムシが良すぎるだろう。黙ってそっちで素敵に過ごしてくれ。

◎今週の発見
 釈放されたローラの父。ローラによく似た、濃い顔つき。目・鼻・口のパーツがそれぞれ西洋人並みにデカく、主張も強い。一言で言えば、ものすごくバタ臭い顔。しかし、なぜか円ひろしに似ているんである。そっくり。でも、ローラと円ひろしはまったく似ていない。円ひろし→父→ローラ。ローラ→父→円ひろし。何度見比べて往復しても「父」を抜かすと繋がらない。不思議。あと、あの釈放時着ていた主張の強いメッセージTシャツ。GUのかと思ったけど違った。さすがにね。どこのだ。

◎フラッシュバック映像
 夏の終わりに、肝を冷やした「橋本聖子、高橋大輔にキス強要」事件。怪談より怖いわ。さすが橋本聖子。なんか点が線に繋がった感じがしたな。「2月の話をなぜ今頃」と、政治的思惑も取り沙汰されているらしいが。どうであろうと「橋本聖子、マジキス強要」のどてらい事実に変わりはない。あー怖ぇ。ちょうど同じタイミングで、松田翔太がいろんなシチュエーションで女にキスをしていくという、「XYLISH」のCMが流れ始めたのだが。キスされる相手女性の目線でカメラが設定されているため、息遣いも含め「キスのリアル」が生々しく再現されているもんで、見る度に何か今回の件を思い出してしまうんである。あの迫ってくる顔が、もし橋本聖子だったら……ヒィ。あまりに気の毒な高橋大輔。何か「もうお嫁に行けない」という前時代的なフレーズが頭に浮かんでしまった。性別違うけど。……頑張れダイスケ。

mishuran.jpg

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク