石川敏男の芸能デスクレポート

“散歩人失格”の加山雄三、『若大将のゆうゆう散歩』早くも打ち切りか

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『若大将のゆうゆう散歩』(テレビ朝日系)
公式サイトより

 今年6月に心不全のために亡くなった俳優・地井武男さんを偲ぶ会が、今月26日、生まれ故郷である千葉県匝瑳市で開かれた。同級生など750人が集まり、地井さんの気さくな人柄を惜しみつつ、故郷への尽力を感謝した。県立匝瑳高校時代は、テニス部で活躍した地井さんは、時間ができれば帰省し、仲間と酒を酌み交わしていたという。また、「故郷を元気にしよう」と、イベントや植樹にも走り回っていたそうだ。「『よお俺だよ、また来たよ』と、あなたの声が聞こえる。観光大使を務めるなど、恩は計り知れない。寂しい。ありがとう」と、太田安規市長が挨拶していた。

 東京で行われた「お別れ会」にも、 『北の国から』(フジテレビ系)で共演した俳優・田中邦衛(79)や吉岡秀隆(42)、女優・中嶋朋子(41)ら俳優仲間約800人が駆けつけた。周囲の人に愛され続けた、地井さんらしいお別れだった。

 その人柄が、『ちい散歩』(テレビ朝日系)の人気の原点だったといっても、過言ではないだろう。今年1月に精密検査を受けて心臓疾患と診断。4月に番組を降板することが決定し、放送は5月4日で終了した。約6年間、1,525回放送され、歩行距離は2,581.6キロ。833カ所の街を散歩したことになる。最終回の視聴率は、9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、レギュラー放送最高視聴率を記録した。

 そして、その後番組として5月7日から始まったのが、俳優・加山雄三(75)が散歩人を務める『若大将のゆうゆう散歩』(同)だ。地井さんへの追悼コメントでは「これからは彼の分まで、彼に喜んでもらえるよう、散歩を頑張りたいと思っています」と語っていた加山だが、実は早くも打ち切りのウワサが飛び出しているという。どうやら、加山の評判が悪いらしいのだ。

 テレビ局関係者の話によると「誰が人選したんだ、と局内で問題になっている」そうで、「加山のコメントに真実味がない。上から目線が気になって仕方がないという声もある」とのこと。確かに、「俺くらいになるとなかなか外は歩けないから、スタッフが邪魔者整理してくれる、こういう番組は助かるよ」「おい、ここでコーヒーでも飲んでやるか」「ちょっとギター貸してみ。歌聞かせてやるから」「お婆ちゃん握手してやるよぉ。これで長生きできるな。あ、ははは」など、加山の上から目線のコメントには、違和感を抱かざるを得ない。また、スタッフを顎で使い、「おい、タクシー乗ろ」「商店街なんか歩かないねー」と、番組の趣旨をまったく理解していない様子も見受けられる。タクシーに乗ったら、散歩じゃないではないか。

 加山の態度を「不快」に思うか「スターらしい」と思うかは個人差があるだろう。しかし、局内には「朝から、あの雰囲気は、局のイメージ的にもよくない。最初は視聴率も5%台だったが、最近は下がってきている。ギャラも高いし、9月いっぱいで打ち切りにした方がいい」という声も噴出しているらしい。だからといって、地井さんのように、自然と人に、街に溶け込んでいける人を探すのは、大変な作業であることに違いはないだろう。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

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