生前の借金も返済とな!

iTunesや舞台のライセンス! 死後も莫大な利益を生み出すセレブ

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谷間にそろばん隠しているそうです

 先月、マイケル・ジャクソンが死後3年で5億ドル(約400億円)を稼ぎ、生前の莫大な借金をほぼ返済したと報じられた。大物スターが亡くなると、最初の年は大金を稼ぎ出すことが多いが、それ以降は世間から忘れられ、収入も大幅にダウンするケースが多い。しかし、一部の伝説的スターたちは、何年経っても多額の収入を得ているのである。

 今回は、昨年10月に発表された米経済誌「フォーブス」の情報を基に、同年度最も稼いだ故人セレブの中から、印象的なエピソードを持つセレブを紹介したい。

■第5位 ベティ・ペイジ 600万ドル(約4億7,000万円)

 2008年12月11日、心臓発作を起こし85歳で他界したベティ・ペイジは、SM系の雑誌に多く出演したボンデージ・モデルの草分け的存在で、「最高級ピンナップ・ガール」「裏マリリン・モンロー」と言われた、古き良き時代のハリウッド女優である。現役時代はそれほどの知名度を得ることができなかったが、21世紀に入ってからブーム到来。彼女の伝記映画やドキュメンタリー映画が制作され、コミックスも発行されるようになった。

 その波に上手に乗り、セクシーなクロージング・ラインの店「Bettie Page Clothing」がオープン。ハリウッドやラスベガスにある店の売り上げは上々で、この収入が遺産を潤わせている。女優時代はパッとしなかったが、晩年になり大ブレイクし、死後も稼ぎ続けている、まれな例である。

■第4位 エリザベス・テイラー 1,200万ドル(約9億円)

 昨年3月23日、うっ血性心不全のため入院していた病院で、79歳で死去したエリザベス・テイラー。ハリウッド大女優として一世を風靡してきた彼女は、映画の印税収入のほか、自身がプロデュースした香水「ホワイトダイヤモンド」で多額の収入を得ている。

 エリザベスは宝石・美術品収集家として知られていたが、昨年12月に、コレクションの中から1,778点がオークションに出品され、なんと1億5,660万ドル(約121億円)で落札されたことが発表された。一部は彼女が設立したエリザベス・テイラー・エイズ財団に寄付されたが、税金対策だという意地悪い声が上がった。彼女の遺産管理人たちは、今後エリザベスがどのようにメディアに露出するか、商品化されるかをコントロールする可能性が高いと見られており、今後、故人セレブ番付の常連になると見られている。

■第3位 ジョン・レノン 1,200万ドル(約9億円)

 1980年12月8日、熱狂的なファンに銃殺され、40歳で亡くなった伝説的ミュージシャンのジョン・レノン。存命中から資産管理をしていた2番目の妻のオノ・ヨーコが巧みに遺産管理をしているおかげで、遺産は膨らみ続けているという。

 ジョンがソロで出した楽曲は現在も売れ続けており、著作権収入も多い。毎年、多額の金が転がり込んでくるのだが、ヨーコはしっかりとそろばんをはじき、きちんと支払われているか計算している。06年には、大手レコード会社のEMIと、その傘下のキャピトル・レコードを相手取り「故意に著作権料の過少報告をしている」として1,000万ドル(約7億8,500万円)の支払いを求める訴訟を起こし話題になった。このように、彼女は1セントのごまかしもないよう、常に目を光らせているのだ。

 なお、2011年度はiTunesからの収入が多かったと伝えられている。長年ネット配信されなかったザ・ビートルズの楽曲が2010年11月にiTunesで配信開始になり、昨年度はアルバムを160万枚売り上げたのだ。ほかにも、2006年からラスベガスのミラージ・ホテルで開催されているビートルズの曲がふんだんに使われているシルク・ドゥ・ソレイユのミュージカル・サーカス『Love』からのライセンス収入も高額なものだと伝えられている。

■第2位 マリリン・モンロー 2,700万ドル(約21億円)

 1962年8月5日、睡眠薬の大量服用により急性バルビツール中毒を起こし、36歳で他界した“アメリカのセックスシンボル”、マリリン・モンロー。2008年にニューヨーク州の規定が採用され、彼女の肖像権は消滅しており、遺産管理団体に使用料を支払う必要はないという判決を裁判所が下したが、昨年度は2,700万ドル(約21億円)稼ぎ出したと報じられた。

 マリリンがこれほどまでの収入を得たのは、昨年初めに知的財産管理専門会社「オーセンティック・ブランズ・グループ」がモンローの遺産管理会社「マリリン・モンローLLC」を買収したことが鍵となっている。同グループの代表は、レゲエの神様、ボブ・マーリーをテーマにした商品を手掛けヒットさせてきたジェイミー・ソルターという人物。モンローの名前や、唇、目の画像、彼女のイメージを管理しており、彼女の名前をブランドとして商品を開発すると発表したのだ。間もなくしてクリスチャン・ディオールの香水「Dior j’adore」のCMでシャーリーズ・セロンとマリリンが共演し、大きな話題を呼んだ。

 今年9月には、トロント映画祭が開催されるタイミングで、同地に「マリリン・モンロー・カフェ」1号店をオープンすることになっている。このカフェは、「マリリンのお気に入りのカフェ」をコンセプトにしておりマリリン一色のセクシーでスイートな店になるとのこと。チェーン店を目指しており、ハードロック・カフェのように成功を収める可能性も高いとみられている。年内にフロリダ州でネイル&スパサロン「マリリン・モンロー・スパ」をオープンすることも確定しており、今後もマリリンは大稼ぎするだろう。

■第1位 エルヴィス・プレスリー
 5,500万ドル(約43億円)

 1977年8月16日、処方薬の過剰摂取により不整脈を引き起こし、42歳の若さで死亡した“キング・オブ・ロックンロール”、エルヴィス・プレスリー。歌手だけでなく俳優としても活躍していた彼は、死後35年たった今も多額の著作権料を得ている。しかし、なんといっても、一般公開しているグレースランドへの入場料が彼の遺産を年々膨らませているといえよう。

 グレースランドは、エルヴィスが生前住んでいたメンフィスの大豪邸で、彼が住んでいた時とまったく同じ状態でファンに公開。愛用していた豪華絢爛な調度品、きらびやかなステージ衣装、墓、庭には娘リサ・マリーの名前をつけた自家用飛行機が展示され、今や観光名所となっており、世界中から多くの人々が訪れている。それだけでなく、ギフトショップが5店、レストランが4店と、観光客がお金を落とすところがいたるところにあり、莫大な収益を得ているのである。

 ほかにもラスベガスのアリア・ホテルでシルク・ドゥ・ソレイユが開催するエルヴィスのミュージシャン人生がテーマの『Viva ELVIS』は大繁盛しており、ここからの収入もかなりのもの。

 ちなみにエルヴィスの遺産管理は娘リサ・マリー・プレスリーの「EPE」から大半の株を購入した「CKX」が運営していたが、10年6月に同社から権利を購入した大富豪レオン・ブラックの「AGM」が、現在は行っている。

 ほかに、世界一愛されるビーグル犬「スヌーピー」の生みの親で『ピーナッツ』の作者、00年に他界したチャールズ・モンロー・シュルツの2,500万ドル(約19億6700万円)、死後50年たった今も名前が売れるアルベルト・アインシュタインの1,000万ドル(約7億8000万円)、天才的ギタリストのジミ・ヘンドリックスの700万ドル(約5億5,000万円)、小説『ミレニアム』シリーズがテレビドラマ化・映画化されている作家のスティーグ・ラーソンの700万ドル(同)、往年のハリウッド大スター、スティーブ・マックイーンの700万ドル(同)、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンの600万ドル(約4億7000万円)、アメリカン・ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルの600万ドル(同)などなど。

 大金にはビッグ・トラブルがつきものであり、ジャクソン家はお家騒動の真っただ中だと伝えられている。死んでなお大金を稼ぎ出し、世間に話題を振りまくのは、真のスターの証しだと言えよう。

私、君島家のお家騒動は永遠に忘れないよ!

しぃちゃん

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