『パイレーツ・オブ・カリビアン』レビュー

25歳青年ジャック・スパロウの闘い!! 胸踊る海賊物語はここから始まった…

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 新作映画『The Rum Diary』で共演した女優アンバー・ハードに夢中になっていると報じられたジョニー・デップ。今年に入ってから、広報の女性とのキス写真が流出したり、インタビューで失言騒ぎを起こしたり、泥酔して路上にすっ転んだ姿がネットに投稿されたりと、これまでの愛妻家、良き父親というイメージが崩れっぱなしの彼に追い打ちをかけるようなこの報道。アンバーはレズビアンであることをカミングアウトしている女性だが、そんな障害をものともせずに彼女に近づくジョニー。勇敢というか、見境ないというか……。やはり妻のヴァネッサ・パラディとの不仲ぶりがいよいよ深刻ということか。はたまた売れ過ぎたせいで精神不安定になってしまったのか……? どちらにせよ、昔のジョニーはもう戻ってこないのかもしれない。


 それでもやはりスクリーンの中の彼がカッコ良いことは誰も否定できないはず。先日、ジョニーの名を世界に広げた『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』がDVDで登場したが、同シリーズの番外編として、文庫本『パイレーツ・オブ・カリビアン 自由の代償』も発売。船長になる以前、若きジャック・スパロウの物語で、ただの航海士だった彼がなぜ海賊になったのか、謎に包まれている彼の心内が明らかになる。物語は、25歳のジャックがまっとうな商船の船員となり、東インド貿易会社の一等航海士として、合法的なキャリアを築こうとしていたところから始まる。かつては海賊のはしくれだった彼だが、海賊にはもう戻れないと思っていた。しかし、上司のベケットから西アフリカ沖に浮かぶ伝説のケルマ島の宝”ゼルズラの心臓”を探し当てるよう頼まれたことにより、ジャックはその後の人生をも変える大きな荒波にもまれることになる……というもの。
 
 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの映画はテンポ良く話が進むので、細かい言い回しや、微妙な感情の揺れなど、あまり意識せずに見てしまうが、文庫本で読んでみると、ジャックの性格や周囲の人たちの気持ち、更にスクリーンでは表現されていない細かいシチュエーションなどがありありと浮かぶ。普段はおちゃらけてばかりで本心が見えないジャックだが、どんな風にピンチを乗り切るのか戦略を立てたり、些細なことで気が滅入ったり、自分を裏切った相手に恨みを抱いたりする。そんな人間らしいジャックを知っていくにつれ、より深く『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界に入り込めるはず。そしてこの本を読むと、自然と映画シリーズを1から見直してみたくなる。若かりし頃のジョニーとジャックを重ねながら読んでみてはいかが?

公式サイト

『パイレーツ・オブ・カリビアン 自由の代償(上) 』

ジョニデも映画も興味ない、って人もおひとつ

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