芸人も映画を撮る時代ですから

「スポンサーを降りる!」沖縄映画祭を強行開催した吉本への風当たり

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『沖縄国際映画祭』公式サイトより

 2009年からスタートした吉本興業主催の映画祭「沖縄国際映画祭」。多くの人気タレントを抱える同社が必死にプロモーションをしたかいもあり、国内では類を見ないエンターテインメント系映画祭として定着し始めている。しかし震災直後の3月18~27日まで開催された今年の映画祭を巡って、スポンサーサイドと穏やかでない話が持ち上がったという。

「同映画祭の筆頭スポンサーは、パチンコメーカーの京楽であるのは有名。地元企業を中心に多数の企業がスポンサーに名を連ねていますが、京楽ナシでは同映画祭は成立しないといっても過言ではありません。しかし震災後、映画祭の自粛を申し出た京楽の意見を飲まず吉本が強行開催したため、京楽が来年以降はスポンサーを降りると憤慨しているそうです」(広告代理店社員)

 3月11日に発生した東日本大震災の影響で、社会全体が節電を余儀なくされている。そのため電力を多く使用するパチンコの自粛を石原慎太郎都知事が呼びかけるなど、パチンコ業界には逆風が吹いている。CMを自粛するなど、業界全体で派手な動きを控える傾向があるだけに京楽が映画祭の中止を申し出たのも納得だろう。また、京楽自体も厳しい状況下にあるとパチンコ関係者は指摘する。

「映画祭の誕生に合わせて、吉本興業との合弁会社KYORAKU吉本.ホールディングス株式会社を設立した前年度の08年は、『CRぱちんこ冬のソナタ2』『CRぱちんこ必殺仕事人III桜バージョン』とヒット台を連発し、売り上げも右肩上がりだった。そのためコンテンツを充実させる意味合いも含め、吉本と合弁会社を設立したようです。しかし昨年はヒット台に恵まれず苦しい状況に立たされているため、広告費を抑えるなど予算縮小を余儀なくされています」(パチンコ誌ライター)

 昨年発売された「CRびっくりぱちんこ爽快 水戸黄門2」では吉本芸人が映像やキャンペーンに多数登場したにもかかわらず、ヒットには結びつかなかった京楽。一方で、同じくスポンサーとなっているAKB48やSKE48は好調のため、今年の沖縄国際映画祭でも震災の影響でコンサートが中止になったAKB48メンバーを急きょゲストで呼ぶなど、京楽がAKB48に力を注いでいるのは明白だ。また今月登場する「CRびっくりぱちんこ銭形平次withチームZ」に、AKB48、SKE48、SDN48から選ばれたメンバーが「チームZ」として映像で登場し、ホール限定でオリジナルグッズも展開するという。熱狂的なファンが多いことで知られる彼女たちだけに、先の「水戸黄門2」よりヒットすると考えられている。現状では京楽の利益に結実していると評価し難い吉本だが、京楽と築き上げた関係に亀裂が入ってしまわぬよう立ち回った方がよさそうだ。

『お笑い男子校 Vol.9 (2011 MARCH) (ワニムックシリーズ 166)』

イケメン芸人好きはパチンコしないからなぁ

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