みんな切り返しがうまいね!

「で、キミどこの記者?」マスコミ関係者が明かす、好感度の高い芸能人

2011/03/31 08:00
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「あの娘と野菊と渡し舟」/日本コロ
ムビア

「聖女と悪女、どっちがいいですか~? 拍手してくださ~い!!」

 これは、沢尻エリカが「たかの友梨ビューティクリニック 新CM発表」会見で見せたひとコマ。聖女姿の沢尻と悪女姿の沢尻、好きな方を拍手してと取材陣に逆質問した沢尻だった。テレビの前の視聴者からすれば失笑ものだが、実際に生エリカからじかに拍手を迫られると、その印象もまた違ってくるという。

「『演じすぎだろ』という声もありますが、完成したCMを自慢したい気持ちがいっぱいで、本当にうれしそうに質問してきたんだと思います。少なくとも、私は好感度がアップしました」(現場にいたワイドショー関係者)

 芸能人と取材陣とのやりとりは、通常あまり記事にはならないもの。無精ヒゲで坊主頭の恥ずかしい素顔写真を東京スポーツに掲載されたことに腹を立てたマツコ・デラックスが、会見で「ちょっと、東スポ! どこにいるのよ!」と記者を説教したなんてこともあったとか。実際、こういったちょっとしたコミュニケーションを取るかどうかは、タレントの素質に依る部分も大きいようだ。

「やっぱり上戸彩でしょうか。顔なじみのカメラマンに毎回話しかけているし、話しかけられた時もうれしそうにしている。『ああ、いい子なんだな』というのが伝わってきます。あと、山田優も好感が持てますね。小栗の浮気報道の時なんか、質問を必死に遮る関係者を尻目に『言えることは最大限に言わなきゃ』と、レポーターと会話のキャッチボールを頑張っていたのが印象的でした」(スポーツ紙記者)

 また、イジリや返しのうまさも好感につながるとか。

「諸星和己はファンイベントの席で、カメラマンに『オジサン、オレがデビューしたころからいるよね。みんな、このオジサンはみんなが生まれる前からオレの写真撮ってるんだよ』と、ファンを交えてマスコミをイジっていました。また、『うまいな』と思ったのは氷川きよし。会見中に携帯の着信音を鳴らしてしまった記者がいたんです。しかもそれが、ドラクエのレベルアップの効果音。苦笑する関係者を尻目に、氷川は『あ、レベル上がりましたよ』ですからね。全員大爆笑です」(ワイドショー関係者)

 他にもレポーター一人一人の顔を覚えていて、毎回「今日もよろしく」とあいさつする石田純一、質問されるたびに「で、キミどこの記者?」と突っ込んで笑いを取る浜田雅功など、こういった場でマスコミ関係者から支持を得るタレントというのは意外に多いようだ。もちろんスクープを撮る側と撮られる側という関係である以上、絶対の信頼関係までは難しいが、カメラに映らない場所でのやりとりにこそ、そのタレントの本質が表れていると言えるのかもしれない。

『あの娘と野菊と渡し舟 [DVD] 』

きよしったらお茶目!

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最終更新:2011/03/31 08:00
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