[TVツッコミ道場]

黒柳徹子、久々再会のジュリーを「真ん中の人」呼ばわり

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徹子はいつでも話題の中心の人

 今回ツッコませていただくのは、ジュリーwithザ・ワイルドワンズが出演した4月9日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。

 かつては艶のある美声と、退廃的な空気・匂い立つような色気で女性たちを悩殺・失神させてきたジュリーこと沢田研二。それだけに、徹子の関心事は「久しぶりに見るジュリーの変貌ぶり」の1点に集中しているようだった。

「ザ・ワイルドワンズの皆さんは2年前にもこの番組に出演してくださいましたけど。真ん中の人は、私、あなたのこと、”ジュリー”って呼んだこと、一度もないのよね。『ザ・ベストテン』でもずっと沢田研二さんて呼んでたの。”ジュリー”っていうとなんか失礼かと思って。でも、今日はジュリーと呼ばせていただいて」

 早口で提案する徹子に対し、ジュリーは静かに、関西人ならではのボケで返す。

「”加瀬”(邦彦)でいいですよ」

 そもそも、ジュリーの音楽プロデューサーであり、ザ・ワイルドワンズのメンバーでもある加瀬邦彦との付き合いで、今回の結成となったというが、徹子にとってはそれよりも何よりも、気になってしまうのが、「真ん中の人=ジュリー」。

「皆さんスリムでいらっしゃるけど、真ん中の方が……ふっ、体型(笑)!!」

 とうとうたまらない様子で吹き出してしまった徹子に、ジュリーはまた一言。

「私は胃が丈夫なんですよ」

 冒頭で「ジュリーと呼ぶ」と宣言したにもかかわらず、どうにもかつての美少年「ジュリー」像と結びつかないのか、「ジュリー」とはやっぱり呼ぶことができない徹子。

「この”真ん中の方”はテレビにあんまり出ないから、あんまり活動してらっしゃらないかと思うかもしれませんけど」
「2年前に番組に来てくれたとき、ワイルドワンズの40周年に”真ん中の方”が来てくださったっていう話が」

 結局、何度も「真ん中の人」という不思議な呼称で話し続ける徹子。なんだか、吉田戦車みたいだ(下の人などいない!)。

 徹子の関心は「年齢」に向いていく。

「あなた(真ん中の人)が一番若い!! 還暦過ぎた方が一番若いっていうのは、日本ではねえ(笑)」

 大笑いする徹子にも、伏し目がちでほんのり笑っているばかりのジュリー。かつては色っぽい流し目が人気だったのに、いまではずいぶん小さくなった目。丸いカラダをさらに丸めて座り、両手を前でちょこんと重ねている姿は、まるで老いた猫のようだ。

 しかも、みんなで揃ったブルーの衣装を着ていると、パッと見、猫のマトリョーシカのようにも見えてしまう。でも、残念ながら、マトリョーシカにしては、「真ん中の方だけ体型が……」状態だ。

 さらに、SMAPと共演した際の話になり、他のメンバーが「30年の差はすごいですよ。動きのキレとか、手先とか全然違う」と話しても、徹子の関心の矛先は真ん中の人。

「で、沢田さんの手なんて?」

 それに対し、サービス精神旺盛なジュリーは、「こんなもんですよ、手が震えたりして」と手をへなへな大げさに震わせてみせていた。

 思えば、かつては志村けんとのコントで子どもたちを大笑いさせてくれていたジュリー。カッコよかった当時から笑いのセンスは抜群だったが、歳を重ねて、カラダが丸くなったのと同じく、「笑い」も円熟味を帯びてきたのだろうか。

 改めて思ったのは、「ジュリー&志村還暦コント」を見てみたいということ。きっとまた次元の違う笑いが見られるはずです。
(田幸和歌子)

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オシャレ!

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