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Snow Man、CM契約数が5社減! 木村拓哉も3社終了……SMILE-UP.の契約社数一覧【2024年3月最新】

2024/03/11 09:30
仲宗根由紀子(エンタメライター)
SMILE-UP. の中で契約社数トップは変わらずのSnow Man(写真:サイゾーウーマン)

 ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)が創設者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に伴い、新体制を報告した2023年9月7日の記者会見から半年――。

 同会見直後、所属タレントをCMに起用する企業が「放送中のCMについては見送る」「契約満了をもって更新しない」などと続々とコメントを発表。当時、ネット上のファンからは落胆や怒りの声が相次いでいた。

 一方で今月にはSnow Man・目黒蓮を「午後の紅茶」のイメージキャラクターに起用するキリンホールディングスが、彼と直接契約を結んだことを発表するなど、新たな契約交渉も進んでいる。

 実際、この半年でCM契約社数に大きな変化はあったのだろうか。そこで、23年9月11時点と24年3月6日時点の契約社数をタレントおよびグループごとに比較。その差が大きかった順にランキング形式でまとめてみたい。

※契約社数はSMILE-UP.公式サイト「FAMILY CLUB Official Site」より。ジュニアは除く。契約社数はメンバーの個人契約を含む。活動休止中の嵐は個人としてカウント。
※Sexy Zoneの「ジャニーズショップアンバサダー」は除く。
※CM契約のないアーティストはランキング対象外。

目次

・1位 TOKIO(6社減)
・2位 Snow Man(5社減)
・3位 木村拓哉など4組
・7位以下のランキング

1位 TOKIO 6社減(11社→5社)

 残念ながら、最も契約社数が減ったのはTOKIOで、6社減。ネスレ日本、日清オイリオグループ、ユアマイスター、ジャパネットたかた、サッポロビール、ベルテックスとの契約が終了し、新規契約はなかった。

 半年前、契約社数ではSexy Zoneと並んで2位(1位はSnow Manの16社)だったTOKIOだが、現在は5社で大きくランクダウンすることに。

 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)など好感度の高い番組に出演するTOKIO。もちろん、性加害騒動だけが契約終了の理由であるかは定かでないが、契約社数の激減ぶりを見る限り、影響は大きかったと言わざるを得ないだろう。

2位 Snow Man 5社減(16社→11社)

 2位はSnow Manで、5社減。アサヒグループ食品、ティファニー、Apaman Network、ユーキャン、レキットベンキーザー・ジャパンとの契約が終了し、新規契約はなかった。

 Snow Manといえば、ラウールと渡辺翔太が出演する「モスバーガー」の新CMが公開された直後、店頭からポップが撤去される事態となっていたが、現時点ではモスフードサービスとの契約は残っている様子。

 ただ、SMILE-UP.グループ中、契約社数でトップを誇るSnow Manだけに、やはり性加害問題の影響をかなり受けてしまったようだ。

3位 木村拓哉、SUPER EIGHT、WEST.、SixTONES 3社減

 3位は、3社減少した木村拓哉、SUPER EIGHT、WEST.、SixTONESの4組。それぞれの契約社数の推移と、契約が終了した企業名は以下のとおり。

木村拓哉 9社→6社

契約終了:日本マクドナルド、ルックスオティカジャパン、オープンハウス

SUPER EIGHT 7社→4社

契約終了:バリュエンスジャパン、コーセー、東洋水産

WEST. 6社→3社

契約終了:ヤマザキ(CMソング)、キリンビール、花王

SixTONES 8社→5社

契約終了:エイブル、リーボック、ブルボン

 木村は、「オープンハウス」のコミカルなCMが話題を呼んでいたものの、2月29日からは堺雅人が出演する新CMの放映がスタート。

 公益財団法人大阪観光局の「大阪観光シンボルキャラクター」を務めるSUPER EIGHTは、騒動時に「血税があの事務所に流れるのは納得がいかない」と批判もあったが、今現在も契約は続いているようだ。

 また、WEST.は重岡大毅が出演していたキリンビールなどの契約が終了したものの、重岡、中間淳太、神山智洋がイメージキャラクターを務める大阪ガスとの契約は継続。

 SixTONESに関しては、3月6日にリーボック・ジャパンの田中裕輔社長がXに「SixTONES*Reebokコラボですが、昨日をもちまして一旦、年間契約は終了しました まずは一年間、ありがとうございました」と感謝をつづったが、続けて「メンバーの皆も続けたいと言ってくれた中、継続に向けて話して来ましたが、スタート社の新体制になったからなのか、それってメンバーやファンにとってどうなの?的な話も色々出て来たため、調整に時間を要しています」と不穏な投稿をしたため、多くのファンが事務所への不信感を募らせているようだ。

 なお、7位以降は下記の通り。

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)出演CM「契約終了社数」ランキング、7位以下

7位(2社減)

KinKi Kids 2社→0社
契約終了:プレミアアンチエイジング、日本マクドナルド

松本潤 5社→3社
契約終了:コーセーコスメポート、リクルート

Sexy Zone 11社→9社
契約終了:東洋水産、PEACH JOHN

10位(1社減)

櫻井翔 7社→6社
契約終了:大正製薬

KAT-TUN 4社→3社
契約終了:ノーベル製菓

NEWS 1社→0社
契約終了:東洋紡

Hey!Say!JUMP 7社→6社
契約終了:BAEL増加 久光製薬、ニップン

Kis-My-Ft2 6社→5社
新規契約:エスモードアート 契約終了:興和、ブシロード

ふぉ~ゆ~ 1社→0社
契約終了:USAGI ONLINE

なにわ男子 10社→9社
新規契約:AOKI 契約終了:ローソン、あいおいニッセイ同和損害保険

Travis Japan 3社→2社
契約終了:ロゼット

18位(増減なし)

20th Century 3社→3社

相葉雅紀 7社→7社
新契約:AQ Group 契約終了:東京海上日動

King&Prince 1社→1社

 このランキングの通り、20th Century、相葉雅紀、King&Princeが“増減なし”であったものの、契約社数が増加した所属タレントはゼロだった。

 この状況はいつまで続くのか、「サイゾーウーマン」では今後もCM契約社数の推移を見守っていきたい。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2024/03/14 08:02
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