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『SPY×FAMILY』V4、あのヒット作の記録更新なるか? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】

2024/01/17 15:30
サイゾーウーマン編集部
映画館の画像
写真ACより

 1月15日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、1月12~14日)で、アニメーション映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023年12月22日公開)が1位を獲得。上映開始から首位をキープし、今週で“V4”となった。

 同映画の原作は、漫画家・遠藤達哉氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)のウェブサイト「少年ジャンプ+」にて連載中の『SPY×FAMILY』。今回の劇場版は遠藤氏が監修・キャラクターデザイン原案を手がけたオリジナルストーリーで、凄腕スパイの“黄昏”ことロイド(声優:江口拓也)ら「仮初の家族」であるフォージャー家の、初めての家族旅行が描かれる。

 週末3日間の興行収入は3億1700万円、累計興収は48億円を突破。なお、昨年は菅田将暉主演『ミステリと言う勿れ』(23年9月15日公開)が上映開始から“V5”を達成し、同年公開の映画における“連続1位記録”でトップとなっていたが、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』はその記録を更新できるのか、期待がかかる。

重岡大毅主演『ある閉ざされた雪の山荘で』初登場2位! 『禁じられた遊び』は大コケしたが……

 今回のランキングで初登場2位だったのは、小説家・東野圭吾氏の同題作品(講談社ノベルス)の実写版『ある閉ざされた雪の山荘で』(1月12日公開、WEST.・重岡大毅主演)。新作舞台の主演の座を争う役者7人が、“大雪で閉ざされた山荘”という架空のシチュエーションのもと起こる連続殺人事件のシナリオを演じる中、実際に参加者が消えていくサスペンスミステリーだ。

 重岡のほか間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音らが出演しており、初日から3日間で興収2億1900万円を突破。重岡は、昨年の『禁じられた遊び』(23年9月8日公開、橋本環奈とダブル主演)が当時の映画ランキングで初登場5位に入るも翌週にはトップ10圏外となり、特に話題を呼ぶこともなく終了。ネット上で「大コケ」といわれていただけに、『ある閉ざされた雪の山荘で』はヒットに期待したいところだ。

綾野剛主演『カラオケ行こ!』、脚本家に絶賛の声

 同じく1月12日に公開した邦画『カラオケ行こ!』(綾野剛主演)は初登場8位にランクイン。漫画家・和山やま氏の同題作品(KADOKAWA)の実写版で、綾野が演じるのはヤクザ・成田狂児。組長主催のカラオケ大会で最下位になることを恐れる狂児が、中学校の合唱部部長・岡聡実(齋藤潤)に歌のレッスンを依頼するというストーリーだ。

 綾野主演で実写化が決まった当初、ネット上の原作ファンは「イメージと違う」「綾野剛は好きだけど狂児ではない」と否定的な反応を示していたが、いざ公開されると「これはこれでアリ」「実写版として大成功」「実写の狂児と聡実くんも好きすぎる」とポジティブな感想が飛び交うことに。

 なお、同映画は人気ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』(ともにTBS系)などを手がけたヒットメーカー・野木亜紀子氏が脚本を担当していることもあり、「話がよくできている」「さすが野木さん」などと絶賛の声も。反響が広がり客足が伸びれば、息の長い作品となるかもしれない。

 ちなみに、前週9位だった『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(23年11月17日公開)は6位に上昇。今月20日には、作品ファンがペンライトを振ったり“声出し”しながら鑑賞できる「応援上映」が一部劇場で追加開催されるなど、まだまだ盛り上がりが続いている。

全国映画動員ランキングトップ10(2024年1月12~14日、興行通信社調べ)

1位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

2位:『ある閉ざされた雪の山荘で』

3位:『アクアマン 失われた王国

4位:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

5位:『ウィッシュ』

6位:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

7位:『ゴジラ-1.0』

8位:『カラオケ行こ!』

9位:『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』

10位:『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』



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最終更新:2024/01/17 15:30
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