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『VIVANT』次回、二宮和也が主人公と対峙か――「ジャにのちゃんねる」に“ネタバレ”疑惑?

2023/08/21 17:52
仲宗根由紀子(エンタメライター)
嵐・二宮和也の画像
モンゴル語をあやつるニノが見られるのは『VIVANT』だけ!(写真:サイゾーウーマン)

 堺雅人が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系/日曜午後9時~)の第6話が8月20日に放送され、ネット上では嵐・二宮和也演じる人物が「ついに主人公と対峙する!?」と視聴者が盛り上がっているようだ。

 同ドラマは、同枠の大ヒットシリーズ『半沢直樹』などで知られるTBS制作局所属の演出家・福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマ。丸菱商事で起きた誤送金事件を発端に、その黒幕であるテロ組織“テント”や、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”、そしてそれを追う警察の攻防を描く。

※以下、『VIVANT』第6話のネタバレを含みます。

 第6話の冒頭では、「今回の日曜劇場『VIVANT』には 一部過激な制裁シーンがありますので 視聴にはご注意ください」と異例のテロップが表示された後、序盤でテントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が活動資金を横領したメンバーを日本刀で粛清するシーンが登場。

 さらに、別班の工作員・乃木憂助(堺)が、医師・柚木薫(二階堂ふみ)に「好きです」と告白するシーンや、凄腕ハッカーである太田梨歩(飯沼愛)が別班に協力する展開が描かれた。

『VIVANT』は『スター・ウォーズ』をたたき台に?

「前回、乃木とノゴーン・ベキが親子であることが判明し、ネット上ではジョージ・ルーカス製作の映画シリーズ『スター・ウォーズ』を『たたき台にしているのでは?』との声が続出。『乃木=ルーク・スカイウォーカー』『ベキ=ダース・ベイダー』など、登場人物を『スター・ウォーズ』に当てはめる視聴者が相次いでいます」(テレビ誌記者)

 なお、同ドラマを手掛ける福澤氏は、以前より『スター・ウォーズ』シリーズのファンであることを公言。『VIVANT』放送直前に公開されたインタビューでも、「僕は映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンなのですが、やっぱり物語は主人公が“冒険”をしていないと面白くない、作品を見て夢中になれないと思うんです」と語っていた。

「放送前から『スター・ウォーズ』のオマージュであることを“匂わせ”ていた可能性がありそうな福澤氏ですが、現在59歳で定年間近。『VIVANT』を最後に引退するのではないかとささやかれています。同作には『スター・ウォーズ』だけでなく、『ガントレット』(1977年)や『アラビアのロレンス』(62年)など、複数の洋画のオマージュらしきシーンが散見される。福澤氏は影響を受けた映画の要素を盛り込むことで、自身の集大成的な作品に仕上げたいと考えたのかもしれません」(同)

「ジャにのちゃんねる」に『VIVNAT』のネタバレ?

 また、次回第7話の予告映像では、目出し帽を被った乃木らしき人物が、二宮演じる人物(役名不明)に拳銃を突きつけるシーンがあるが、ネット上では二宮が出演するYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」の動画の一部シーンに「ネタバレがあるのでは?」と指摘する人が続出。

 というのも、同チャンネルでは7月16日、二宮が『VIVANT』のモンゴルでの撮影中に誕生日を祝ってもらった際の動画を配信。役衣装姿の二宮は左手に撮影用の拳銃を手にしており、これが予告映像で乃木らしき人物が手にしていたものとよく似ているのだ。

「そのため、ネット上では『ニノの拳銃を乃木が奪ったのでは?』などと臆測を呼んでいる様子。ただ、2人が同じ形の銃を持っていた可能性もある上に、予告の映像と同じシーンであるかは不明。これだけでは展開を予想するのは難しいため、『ジャにのちゃんねる』側も『ネタバレには当たらない』と判断したのでしょう」(同)

 第6話が自己最高となる世帯平均視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど、上昇傾向にある『VIVANT』。現時点でわかっていない“二宮の役名”も気になるところだ。



仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/08/21 17:53
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