コラム
仁科友里「女のための有名人深読み週報」

有吉弘行のイジリはOK、ノブコブ・吉村には激怒……フジモンの「失礼なことも、全然言ってこい」発言によぎる疑問

2022/10/20 21:00
仁科友里(ライター)

 有吉と吉村の発言だけ見れば、有吉のイジりのほうがキツい気がする。しかし、有吉のイジりはOKで、吉村の場合は「調子に乗っている」とみなされる。なぜ有吉だけ許されるのか、その理由はわからないが、我々一般人の世界でも「同じことをしているのに、あの子は許されて、自分は怒られる」ということは珍しくないだろう。

 フジモンは、後輩に失礼なことを言われても構わないと言うけれど、後輩なら誰でもいいわけではなく、実は「自分が好感を持っている後輩になら」など、何らかの前提条件が隠されているのではないか。そのあたりの機微をうまく読まないと、フジモンに言われた通りイジっただけなのに、なぜか怒られた……なんてことが起きてしまうかもしれない。

 本稿をお読みの方の中にも、先輩から「思ったこと、なんでも言っていいよ」と言われたという人はいるだろう。しかし、フジモンの例を見ると、いきなり「なんでも言う」ことはおすすめできない。よーく先輩と周囲の様子を見極めて、判断していただきたいものだ。

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

記事一覧

Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2022/10/20 21:00
アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 塩対応な私の旦那様はハイスペックな幼馴染!?~トロトロに甘やかされて開発される体~
  2. 交際ゼロ日で嫁いだ先は年収5千万円のスパダリ農家~20歳、処女を弄ぶ優しい指先~
  3. お花屋さんは元ヤクザ~閉店後の店内で甘く蕩ける~
  4. 体育会系幼馴染は世界一の溺愛男子~全人類の好感度がある日見えたリケジョの私~
  5. 淫魔上司は不器用な溺愛男子~インキュバスが魅せる激甘淫夢は人外の快感~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト