コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

ジャガー横田の息子・大維志くんと秋篠宮家・悠仁さまの“高校受験・進学”に思う、子どものプライバシーと大人の責任

2022/03/10 22:00
仁科友里(ライター)

 悠仁さまは良くも悪くも常に注目されるお立場で、今は明らかに秋篠宮家に逆風が吹いているから、ささいなミスも許されない。しかし、まだ文章を書き慣れていない15歳がミスをするのは当たり前だろう。

 「自身」では「研究者を目指されるのであればなおさら注意すべき」と強い言葉が使われているが、本当に注意すべきなのは、周りの大人ではないか。悠仁さまが仮にノーチェックで賞に応募してよいとおっしゃったとしても、周りの大人が念には念を入れて確認するべきだったと思う。

 庶民であろうと、半芸能人であろうと、皇室の方であろうと、自分からSNSに投稿しようとしまいと、15歳はまだまだ子どもだ。ミスをするのは当たり前だし、世の中のこともわかっていない。何より、見ず知らずの人にネット上で悪く言われたら、心が傷つかないわけはない。

 SNSの時代だからこそ、大人は子どものプライバシーに配慮し、行き過ぎた行為がないが、目を配る必要があるのではないかと思わずにいられない。

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2022/03/10 22:00
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