仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

ジャガー横田の息子・大維志くんと秋篠宮家・悠仁さまの“高校受験・進学”に思う、子どものプライバシーと大人の責任

2022/03/10 22:00
仁科友里(ライター)

秋篠宮家・悠仁さま、筑波大付属高校進学と「参考文献の記載漏れ」報道

 一方の木下氏は、自身のインスタグラムで「心が折れない息子を見て、親ですがJJを見習いたいと感じました」とコメントしている。これまた好感度の上がりそうなコメントだが、大維志くんはまだ15歳。大人のような判断力は持っていない。SNSに息子さんのことを書くよりも、息子さんと向き合ってほしいと思うのは、私だけではないはずだ。子どもを守るのは、大人の役目だろう。

 もう一人、受験の結果があれこれ取り沙汰されている15歳は、秋篠宮家のご長男・悠仁さまである。長女の眞子さんと結婚した小室圭さんをめぐっては、米・フォーダム大学に授業料全額免除という待遇で入学したことなどが、ネット上で「皇室利用ではないか」と物議を醸した。そんな小室さんと眞子さんが結婚したため、秋篠宮家を「皇室の私的利用を許した家」と見る人もいるようだ。

 そして今年、悠仁さまがお茶の水女子大附属中学から“提携校制度”を使って筑波大付属高校へ進学され、ネットでは再度、「皇室の私的利用ではないか」という声が高まっている。

 秋篠宮家の側近・皇嗣職大夫や、筑波大学の学長も「私的利用」を否定しているが、タイミングが悪いことに、2月16日配信のニュースサイト「NEWSポストセブン」が「悠仁さまの文学賞入賞作文の一部が他の人の文章と酷似 宮内庁は参考文献の記載漏れを認める」と報じたのだ。

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