コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

秋篠宮さま、タイ渡航に関するマスコミ誤報に反論! 「週刊誌の方は自分たちはウラを取っている」というが……」

2022/02/12 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――世間的な人気を得るため、“賢く”立ち居振る舞いすることを宮さまはお好みにならないのだな、と本書の行間から感じます。

堀江 そうですね。さらには、「公」と「私」の問題が、ずいぶんと前から宮さまについてまわっているのだな、とも……。「公」と「私」という“二人の自分”のせめぎあいに翻弄されるのが、皇族(王族)の宿命ともいえます。しかし「公」の自分を重んじなくてはならないし、そうすべきだというのが、伝統的な皇族のあり方ですし、世間もそれを期待してしまうのです。

 余談ですけど、結婚によって皇族の身分を失う、(眞子さまのような)女性皇族の結婚は、果たして本当に「公」の問題といえるのか、というのは正直なところ、ありますよね。しかし、その結婚が皇室全体に与える余波の大きさを考えると、「公」の問題といわざるを得ない、というのが私の考えではありますが……秋篠宮家の判断は、それとはまた違ったのかもしれません。

――紀子さまのお父様で、先日お亡くなりになった川嶋辰彦さんが、御所に怒鳴り込んで、天皇陛下(現・上皇様)に秋篠宮さまの女性関係を問いただしたというような記事も、当時は出たみたいですね。

堀江 秋篠宮さまだけでなく、天皇陛下(現・上皇さま)がその報道を明確に否定なさったし、川嶋さんご自身も、自分が御所に行ったのは「95年9月以降ない」と認めている。しかし、うわさだけは根強く残る……。

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