『テレビ千鳥』『アメトーーク！』の最強布陣でも結果出ず、『霜降りバラエティ』が降格！　『霜降りミキXIT』も……“撤退”番組3つ

　この“変化”について、テレ朝の編成部は改編会見の席で「新たなチャレンジと捉えていただければ」と説明しているが、霜降り明星への印象は良いものではないのだろう。

　この改編前まで放送されていた火曜深夜0時台は、もともと『テレビ千鳥』がオンエアされていた枠。さらに、総合演出は『アメトーーク！』『ロンドンハーツ』を手掛ける加地倫三氏、構成作家陣もほぼ両番組の中から選ばれるという、同局バラエティにおける最強の布陣が用意されていた。ナレーターも『アメトーーク！』『ロンハー』の“声”で知られるベテラン・佐藤賢治氏が務めるなど、テレ朝は霜降り明星に相当な期待を寄せていたことがわかる。

「今回の降格は、それに見合う結果が出せなかったということでしょう。それでも深夜3時で継続させたのは、彼らがもし実力をつけて他局でゴールデンの冠を張った時に、そっぽを向かれないよう一応残したのでは？　現にフジは、彼らが出演する『新しいカギ』を『オレたちひょうきん族』『めちゃ×2イケてるッ！』のお笑い伝統枠に移動させていますから」（同）

　そんな霜降りをはじめ、ミキ、EXITという3組が揃った『霜降りミキXIT』（TBS系）も同じような経過をたどっている。昨年6月、第7世代旋風が吹き荒れていた時期に月曜深夜の人気番組『月曜から夜ふかし』（日本テレビ系）の真裏で、59分番組としてスタートした番組だ。