コラム
【連載】“買い物狂い” の散財日記 第147回

「彼の両親に挨拶に行く」ときの服装の正解って……!? 買い物狂いが“10万円超え”の1着をやめて購入した、“清楚系”ワンピースのお値段

2021/09/01 21:00
千葉N子(ライター)
(C)千葉N子

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 服がない!! ないないないない!!!!!!!! ある日、私はクローゼットの服をめちゃくちゃに取り出しながら、ため息をつきました。なんだってあたしゃあ、きれいめでエレガントなワンピースの1着も持っていないんだろうねえ。家にあるのは、カジュアルなものばかり。スカートも満足にありゃあしない……。ああ、いったいどうしたものか……。

 私がなぜこんなにも頭を抱えているかというと、彼の両親に結婚のあいさつに行くためなのです!! 彼のッ!! 実家にッ!! 挨拶ですわよ!? そりゃあ、ジーンズにブラウスなんて恰好じゃあ行けませんわよ!!!!

 問題は、あたしが“どすこい体形”であること。体重70キロの女用のワンピースが百貨店にあるとは思えない……。百貨店にあるワンピースっちゅーもんは、「あ、こちらフリーサイズになってますう」なんて店員に言われても絶対に信じちゃいけないのよ。どうせ肩もウエストもぴっちぴちのきっつきつで、「へへ……すみません……着れませんでした」っていうことになって、店員さんと2人で気まずい思いをするんだからさっ!!!!

 そんなわけで仙台まで買いに行くのをやめ、私は「ZOZOTOWN」を開きました。なんでZOZOかっちゅーと、以前、クレジットカードでバカみたいに買い物したから、ポイントが1万円分くらいあったからよ。

 まずは、いつものように高いもの順で検索。すると、出るわ出るわ、10万円超えのワンピースが! さすがに1回しか着ないであろう服に10万円は出せないわよ……。そう、今回欲しいワンピースのテーマは、「彼の両親に挨拶に行く」ときの格好。私がいつも選んでいるような、ラフな服では絶対に行けないのです。

 私が普段「おおっ!? 可愛い!!」と思う服っちゅーたら、こんな感じ。

PROTAGONISTA「リネン ポンチョ」(ZOZOTOWNより)

 こういう、ちょっと一癖あるようなものが好きなのよ。でもこの格好で彼の両親に会いに行った日にゃあ、「ぼろ布をかぶってきた女」呼ばわりされそうよ……。彼の家に行くなら、もっとわかりやすく「清楚」を前面に出さねばならぬ。あたしが普段選んでいる服とは真反対のものを選ばなければならないのじゃ!! 一体何が正解なの~~~!?!?!?

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