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ミス連発で「残業しすぎ」と上司から注意され……33歳女性、仕事を辞めたくなるほどの「肩こり」を意外な方法で解消!

2021/07/06 13:30
tata(薬剤師)

2.梅雨時期に起きる肩こりの原因を解説

 梅雨は、天候や気圧、気温などが目まぐるしく変わる時期。こういった外部環境の変化に体がうまく適応しきれないと、自律神経が乱れ、体にさまざまな不調を引き起こします。肩こりもその不調の一つで、自律神経が乱れると血流が滞るため、肩こりの原因となるのです。

 さらに、長期的な低気圧や長雨による多湿なども、体のだるさやコリに加えて、冷えやむくみ、頭痛などといった不調を引き起こします。

3.梅雨の肩こりには漢方薬がおすすめ

 エミさんは、マッサージ師の友人に自身の不調について相談。すると「最近、肩こりに悩むお客さんが、漢方薬を飲み始めた」という情報をもらい、さっそく調べてみたところ、わざわざ病院や薬局に行かなくても、ネットで頼めるサービスを発見。ものは試しと利用してみることにしたそうです。

 ネットで相談しながら勧められたのは、「桂枝茯苓丸加ヨクイニン」(けいしぶくりょうがんかよくいにん)という漢方薬。飲み始めると肩こりだけではなく、冷え性だった体質まで改善されたといいます。

「長年、肩こりで悩んでいたのがウソみたいです。全体的に体調も良くなって、仕事もバリバリ頑張ってますよ!」

 肩こりが改善され、仕事も順調だと明るく話すエミさんのエピソードでした。

3-1.肩こりの症状に漢方薬がおすすめの理由

 漢方薬は、今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すもの。漢方では、血(けつ)や水(すい)の巡りが悪くなることが肩こりの原因と考えます。特に、梅雨の肩こりの場合は、水の滞りを改善する漢方薬を用いることで、改善が期待できるのです。

 エミさんの場合は、「梅雨」といった外的要因がきっかけで起こった肩こりでしたが、高血圧や加齢が一因となっている方も。こうした原因の異なる肩こりにも、それぞれ適応する漢方薬がありますので、以下にご紹介します。

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