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タランティーノvsブルース・リー娘で『ワンス・アポン~』をめぐる論争再び! 「白人男性は父を都合よく利用してきた」

2021/07/05 17:34
堀川樹里(ライター)

 このシーンは、関係者から「ブルースの傲慢な態度を直すために倒してくれ」と頼まれた格闘家ジーン・ラベールとブルースの一戦をモデルにしたといわれているが、「ブルースとジーンの歴史について知っていたか」と聞かれたタランティーノは、「もちろん」と即答。

 さらには、「(ブルースの出世作であるテレビ番組)『グリーン・ホーネット』のスタントマンたちは、ブルースのことを嫌っていた。(『ブルース・リー伝』を執筆した)マシュー・ポリーの本に、そう書いてあった。その本が出版される前から知ってたけど」「(ブルースの態度に困ったスタントコーディネーターが)ジーンに頼んだんだ。『ブルースにアメリカ人スタントマンをリスペクトさせてくれ』と。ブルースは本当にスタントマンを見下していたから」「『(ブルースが)本気で蹴ったり殴ったりするから、彼とは働きたくない』と拒否するスタントマンまでいたんだ」とブルースの逸話をベラベラと披露。

 「(ブルースは)スタントマンたちのことを、軽蔑していたんだろうね。自分はアクションをリアルに見せたいと、実際に蹴ったり殴ったりしていたんだ」と持論を展開した。

 このクエンティンの発言に、シャノンが大激怒。7月2日、大手業界誌「ハリウッド・リポーター」に「クエンティン・タランティーノはブルース・リーが嫌いなのか? それとも本を売りたいだけ?」というタイトルのコラムを寄稿した。

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