[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

クローゼット収納、「置くだけ」にして大変化! 衣類は引き出しに片付けなくてOK、「面倒くさい」から解放のコツ

2021/07/05 19:30
伊藤まき(収納ライター)

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み「夫の洋服を仕舞わなくて済む収納にしたい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画、10回目は「夫用のクローゼット」です。前回までに片付けた1階の部屋に、旦那さまの私空間を用意。奥さまの手伝いなしに、衣類の整理ができる仕組みを作ります。今回は、衣類を引き出し別に分類する手間を省く「置くだけ収納」が大きなポイントになります。

クローゼット収納、「置くだけ」にして大変化! 衣類は引き出しに片付けなくてOK、「面倒くさい」から解放のコツの画像1
[1階]カビが発生したので、ぜんぶ出したそう(C)maki_organize

 クローゼットの中身が空っぽなのは、カビが発生したため中を整理したから。保管用の衣類やベビーグッズを詰め込んでいたので、通気性が悪くカビだらけになったそう。

クローゼット収納、「置くだけ」にして大変化! 衣類は引き出しに片付けなくてOK、「面倒くさい」から解放のコツの画像2
[1階]クローゼットに詰め込んでいたモノの山(C)maki_organize

 通気性の悪いビニールに衣類を詰め込み、モノを押し込んでカビが発生。リビングのほかにも、4つの部屋を奥さまが1人で管理するには無理がありました。というワケで、洋服は「個人で管理」する仕組みがベスト◎。ここに、「夫用のクローゼット」を用意することにしました。

一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!
引き出しに仕舞うのすらめんどくさくて……