[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」2021年2月24日号

小室圭さんは「詐欺のように思えてならない」!? 「婦人公論」読者、眞子さまご結婚への持論が辛口すぎる

2021/02/20 16:00
島本有紀子(ライター)
「婦人公論」2月24日号(中央公論社)

 「婦人公論」(中央公論社)2月24日号の特集は「人づきあいは『心地よく』がいい」。巻頭のアンケート結果によれば、読者の約6割が「コロナ禍で人間関係に変化があった」と回答し、「つきあいが途絶えた相手がいる」という人も約5割いました。

 人と交流する機会が減り、寂しさを感じている読者も多いのでは……と心配したのも束の間。孫自慢ばかりの友人と関係が切れて「せいせいしている」という57歳。宗教の勧誘をしてくる友人からの連絡が途絶え「肩の荷が下りた」という33歳。いつも文句を聞かされていた友人と「疎遠になって良かった」という54歳――など、意外と前向きな意見が多く、「婦人公論」読者はたくましい! と再認識できました。

 そんな読者による興味深いアンケート「眞子さまのご結婚、私はこう思う」や手記「これさえあれば生きられる」など、盛りだくさんな今号を、さっそく見ていきましょう。

<トピックス>
◎緊急アンケート・読者250人の本音 眞子さまのご結婚、私はこう思う
◎読者体験手記 これさえあれば生きられる
◎スペシャル対談(後編) 五木寛之×佐藤愛子

小室圭さんに対する「婦人公論」読者の辛口すぎるコメント

 まずは今号の目玉的な企画「緊急アンケート・読者250人の本音 眞子さまのご結婚、私はこう思う」から。2018年より延期状態が続いている秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭氏のご結婚について、同誌は「緊急アンケート」を実施。15歳~91歳の女性読者250人から寄せられた、眞子さまのご結婚について「私はこう思う」という回答が掲載されています。

 「ご結婚について、あなたはどう思いますか?」に「反対」と回答したのは250人中167人。「小室さんは内親王の配偶者としてふさわしいと思いますか?」に、「ふさわしくない」と回答したのは250人中173人。やはり厳しい数字が出ていますが、さらに厳しいのがコメントの中身です。

 結婚反対派に「まだ生業(生きていく手立て)を持たないのになぜ結婚できると思うのか」(59歳・自営業・既婚)、「言葉は悪いが、学生の身分で結婚を前提につきあうこと自体が詐欺のように思えてならない」(61歳・無職・既婚)など辛口すぎるコメントがあるのはもちろんのこと、賛成派にも「お二人が別々に生きたとしても、やはり色眼鏡で見られると思う。それなら一緒になればいい」(68歳・パート・既婚)と投げやり風味なものが。「離婚も珍しくない時代なので、出戻りも認めればいいし、再婚もあっていい」(40歳・会社員・既婚)という離婚前提の意見も見受けられました。

婦人公論 2021年 2/24号 [雑誌]
「婦人公論」読者は、我が娘、我が孫のように心配しているよ
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