芸能
K-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り【番外編】

2020年、K-Popに氾濫した「ドゥンバキ」楽曲はなぜ生まれた? 音楽的側面から解説! 21年はaespaとStray Kidsに注目!? 

2021/01/04 19:10
サイゾーウーマン編集部

ーー20年、3年目の葛藤をドゥンバキを使わずに乗り越えた人たちはいますか?

DJ機器 年数としてはデビューからもう少したっていますが、SEVENTEENの「HOME;RUN」は素晴らしかったですね。青年期から大人になるという成長の仕方がうまくいった好例なのではないでしょうか。

ラブ子 素晴らしいエンターテインメントでしたね。1曲見ただけでお金を払いたいくらいで。18~19年くらいがひたすらずっと悩んで葛藤しているイメージで、ステージもシリアスなパフォーマンスが多かったのですが、20年は急に一周回って「俺たちはSEVENTEENだぜ~!」というのをかっこいい楽曲でやってくれましたね。

ーー『Road to Kingdom』や、これから始まる『Kingdom』に出演するグループで、今後伸びそうな存在はいますか?

e_e_li_c_a どのグループにも売れてほしい気持ちはありますが、これから『Kingdom』に出演する予定のStray Kidsですかね。個人的にデビューからずっと追っていて、正直言うと『Road to Kingdom』にあまり良い印象がないので、出演してほしくない気持ちも大きいのですが、韓国内での人気や知名度があまりないので、これが何かのきっかけになれば良いなと思っています。ATEEZもデビュー前から追っていて、Stray Kidsと同じように海外人気はすごくあるのですが、国内での知名度はStray Kidsと同程度だと思うので、良いきっかけになることを願っています。

ラブ子 そう考えるとやっぱりJYPはすごいですよね。Stray Kidsが今年、謎のアングラテクノとか彼らが元々持っていた音楽的なエッセンスを全部掘り返して、楽曲にフィードバックしてカムバックしたのは本当に偉い。「神메뉴(神Menu)」のような、キャッチーで面白くてかっこいい楽曲とパフォーマンスは、絶対Stray Kidsしかできないじゃないですか。今年のアワードはSEVENTEENかStray Kidsですね。

DJ機器 あのノリをもう少し軽い感じにして明るく楽しくやっているのがSEVENTEENですよね。こういうパフォーマンスができるのは、今のところSEVENTEENかStray Kidsぐらいしか思い浮かばないです。

ラブ子 ラップに関しても、本来メインラッパーではないヒョンジン君を見ていても、鍛えられた子じゃないとあの説得力って出ないと思うんですよ。本当にStray Kidsらしい楽曲。

e_e_li_c_a 熱心に追っていない人から見てもそういうふうに見えるのであれば、Cooking Video(「神Menu」リリース前のティーザー動画)やBack Door Opening Video(Back Door リリース前のティーザー動画)の方向性に振り切った甲斐があったんじゃないかと思います。

ーー安泰したグループでいうと、BTSがあげられると思いますが。

e_e_li_c_a BTSはもう日本の音楽番組などでの扱いは「K-Popアイドル」というよりアメリカのポップスターみたいな「外タレ」枠のようになってる気がします。何しても全肯定される状態ですよね。今までの積み重ねがあったからですが、何をしても売れる。韓国語曲の「Life goes on」をこのタイミングでリリースしたのも戦略の一部かもしれないですが、ビルボード1位にもなりましたしね。

ラブ子 20年は番組数もステージ数も少なく、働き方としてはいったん落ち着きましたよね。兵役前とは思えない焦らなさ。もはや無我の境地ですよ。アメリカ進出した時にファンを辞めちゃった人もいっぱいいるけど、新規の人たちと、以前からちゃんと見守っている人たちが、温かく育ててくれている成功事例なのではないでしょうか。なんだかんだ「Dynamite」と「Life goes on」って覚えやすい、良質なポップスですよね。そういう楽曲でカムバしたのはすごいですね。

DJ機器 あれが出せて、ちゃんと売れるのは現状ではBTSしかいないですからね。そういえば1カ月ぐらい長期休養がありましたよね。

ラブ子 ありましたね。ご褒美みたいな休暇が。BTSはもうガッツかなくていいですし、テレビ番組も全部出演しなくていい。労働環境でいうと、そういう良い面を見せてくれた。ここまで売れれば国も動いて兵役も延長になるという(笑)。

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