[再掲]『おちょやん』リアル人生

『おちょやん』トータス松本の「児童虐待」ぶりに批判噴出! 浪花千栄子の実父「激ヤバ」ぶりを暴く

2020/12/05 17:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
NHK『おちょやん』公式サイトより

 11月30日より放送がスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』。『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS)の主演や、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』への出演などの活躍で知られる杉咲花がヒロイン・竹井千代を務め、父親役にトータス松本、のちの夫役に成田凌など、豪華なメンバーが出演している。

 今作『おちょやん』は、昭和の名脇役女優・浪花千栄子さん(1907―73)の人生をモデルにした作品だが、初回放送後、トータス演じる父親についてネット上で「クソ親父」という声が続出。公式サイトの人物説明によると、「酒もばくちも、女も好きなトラブルメーカー」「養鶏で生計を立てているが、鶏の世話や家事も娘の千代にまかせっきりの駄目な父親。見えっ張りだが気が弱く、世渡り下手」とあり、実際、第1話では酒におぼれて子どもたちを数日間放置するシーンが描かれた。

 この行動に、視聴者から「結構、本格的なネグレクトで胸が痛い」「こんなの児童虐待だろ」「父親のクズさはマジで毒親。途中イライラして最後まで見れるか心配なくらい」といった批判や嫌悪感を訴えるコメントが噴出しているのだ。

 しかし、実在のモデル・浪花の実父も「ものすごいダメ男」だったというのは、歴史エッセイストの堀江宏樹氏。浪花の自伝『水のように』(六芸書房、1965/現在は朝日新聞出版刊)に記された内容は、「最近の朝ドラでは“映像化不可”なヤバいシーンが頻発」しているのだという。一体、『おちょやん』のなにが「ヤバい」のか? トータス演じる父親以上に実父はダメ男だったのか? 

 そこで今回、放送前に掲載した堀江氏による『おちょやん』解説記事を再掲。放送開始第1週のこの時期に、ぜひお読みいただきたい。


(初出:2020年11月21日)

朝ドラ『おちょやん』、原作NGになった「ヤバすぎる」ストーリーとは!? NHKヒロインの「ドス黒い」人生

「私の記憶はドス黒い汚点」。

 浪花千栄子さんは、自らの若き日々をそう言い切ります。まず、父親がものすごいダメ男なんですね。「鶏のヒナを売り歩く行商人」というニッチな職種なんですけど、浪花さんが9歳の時に、おそらくは芸者あがりの、だらしない後妻にメロメロになってしまいます。

 後妻が浪花さんと弟につらく当たるので、「こんな家にはいられない!」となった二人は家から逃げ出し、山で迷います。夜も更け、おなかも空いてきます。

 すると何処からか、嗅いだこともない甘い良い匂いが漂ってくるではありませんか……。

 二人はフラフラと匂いに惹かれて小屋に忍び込み、そこにあった「何か」を手当り次第に頬張ります。それは人生で未経験どころか、まるで異次元のおいしさで、もう手が止まらない。しかし、そこに小屋の持ち主のおじいさんが異変に気づいてやってきて、二人は見つかってしまいます。

 二人が頬張っていたのは、豚のエサでした。正確にはおじいさんが、町のパン屋で廃棄される食パンの耳を、豚のエサとするために買ってきて、豚用に準備していたのに、空腹の二人が豚小屋に乱入、豚からエサを奪って食べてしまっていた、という。まぁ、朝ドラにはできないですよね……。

 おじいさんは二人に同情してくれましたが、ダメな父親の心根が変わることなどありません。

 小学校に通えたのはたった2カ月のみ。再婚した継母に嫌われ、父親は実の娘を後妻の言うがまま、わずか9歳で大阪・道頓堀の芝居茶屋に売り飛ばしました。どんな貧乏な家でも12歳までは家に置いておくのが普通だったそうですが……。

 こうして、浪花さんの「おちょやん」時代の開幕です。

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