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【呪われたホラー映画7選】出演者殺害、予期せぬ事故……『エクソシスト』『ポルターガイスト』他

2020/07/24 18:00
堀川樹里(ライター)

 あの手この手を使って人々を怖がらせるホラー映画。悪魔・宗教をモチーフにした作品や、実話を基にした作品の撮影現場では、不思議な現象や超常現象が起きることがあるという。「宣伝のための作り話」と鼻で笑う者もいるが、関係者が恐ろしい目に遭ったり、不幸に見舞われたり、悲劇的な死を遂げたり、偶然の一致とは思えないようなケースも少なくないのだ。今回は、その中でも「呪われている」と語り継がれるホラー映画をご紹介しよう。

『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)

 悪魔崇拝者たちに狙われた女性の恐怖を描いたサイコホラー。脚本・監督を手掛けたロマン・ポランスキーがアカデミー賞脚色賞を受賞した出世作なのだが、多くの関係者に不幸が訪れた作品としても知られている。

 テーマ曲を手掛けたポーランド人ジャズミュージシャンで、作曲家のクシシュトフ・コメダが不慮の事故で頭を強打し、昏睡状態となり、公開の翌年に37歳で死亡。

 主演のミア・ファローは本作撮影中に、当時夫だったフランク・シナトラから別れを迫られ、離婚。公開後、プロデューサーのウィリアム・キャッスルは、腎臓病 による激痛に見舞われ

 病院に担ぎ込まれたが、その時「ローズマリー、お願いだからナイフを置いてくれ!」と叫んだと伝えられている。ウィリアムはその後、満足に仕事ができなくなり、77年に心臓発作で死亡した。

 ポランスキー監督自身は同じく77年に、俳優ジャック・ニコルソン邸で、当時13歳の子役を強姦した容疑で逮捕された。その後、司法取引で法定強姦の有罪判決を受けたものの、無罪を主張し、保釈中に海外へ逃亡。欧州を拠点に活動を続けたが、「#MeToo」運動が巻き起こったこともあり、18年に映画芸術科学アカデミーから除名され、ハリウッドから永久追放された。

 この映画には、「サタン教会の開祖アントン・ラヴェイがコンサルタントとして製作に関わった」「アントンが毛むくじゃらの悪魔のかぶりものを着て出演した」というウワサがあるが、これは事実ではない。しかし、アントンのもとで働いていたスーザン・アトキンスという女性が、カルト指導者チャールズ・マンソンの信者となり、映画公開翌年の7月、ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テートらを殺害。この悪縁を、「作品が呪われているから」と受け止めている人は多い。

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