『ザ・ノンフィクション』レビュー

『ザ・ノンフィクション』言葉にしないで黙る彼女たち「19歳の漂流 ~妊娠…出産…家族を求めて~」

2020/06/15 17:19
石徹白未亜(いとしろ・みあ)
『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)公式サイトより

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。6月14日は「19歳の漂流 ~妊娠…出産…家族を求めて~」というテーマで放送された。

あらすじ

 行き場のない10代、20代の女性たちを支援するNPO法人「BONDプロジェクト」の活動を11年間続ける橘ジュン。渋谷で活動する橘の元に、19歳のセナが助けを求めてやってくる。

 セナの実母は17歳で未婚のままセナを産む。セナは乳児院で2歳まで育ち、その後里親に育てられるも、厳しい家庭に居場所を感じられず、中学生から不良仲間の家に入り浸るようになっていく。中学3年の冬、SNS上のささいなトラブルがきっかけで仲間と共に女子生徒に対する暴行事件を起こし、1年間、少年院に服役する。現在は水商売をしながら川崎で生活しており、暴行事件の被害者に毎月2万円を振り込んでいる。そんな中で、セナに妊娠が発覚する。父親は過去の交際相手でそれ以上のことは語らない。一人で子どもを育てる決意をしたセナだが「シンプルに不安よりも嬉しい気持ち」と、家族ができる喜びを話す。そして男の子を出産。現在は母子支援施設に入居し、子どもと共に暮らしている。

 橘が少女たちを支援するきっかけとなったのは、10年前に会ったもう一人の19歳、マリの存在が大きかったという。もともとライターとして居場所のない少女たちの取材を続けていた橘は、歌舞伎町でマリと出会う。

 東北で生まれ育ったマリは17歳で交際相手の間に子どもができ、高校を中退し結婚。出産、子育てに励むが長くは続かず、子どもは相手の元に引き取られてしまう。親の反対を押し切って結婚したため実家にも居場所がなくなったマリは故郷を飛び出し、水商売をしながらネットカフェでその日暮らしをしている。橘との対話を通じ、徐々に前向きになりつつあったが、19歳でマリに再度の妊娠が発覚する。

 マリは橘に「(学生の)相手に迷惑をかけたくない」と繰り返し、初めて病院を訪ねた際は、もうおなかがかなり大きくなっていた。その後、男の子を出産し、育児は困難と判断され子どもは乳児院に預けられる。今度こそ子どもとの普通の暮らしを望んだマリだったが、3年後、2度の薬物事件により実刑判決を受ける。子どもは現在、里親の元で育っているという。

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