芸能
『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】なぜケニーは突然モテ始めたのか? 女子メンバーの心境変化を考察

2019/07/01 22:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 自称・マルチクリエーターで俳優の翔平。仕事観やタトゥーのたくさん入った腕は個性派ではあるものの、流佳の相談に乗るなど面倒見がよく、料理も得意でメンバーによく作ってあげたりと、なんだかんだ慕われている様子だ。

 テラハのリビングには、外出先などを記す連絡ボードがあるのだが、第5話でふと映ったボードにあったのは、「愛犬に線香をあげに実家行ってきます 翔平」の文字だった。これを見た瞬間「翔平、モテる!」と確信した。「実家行ってきます」だけで足りるところを、わざわざ細かい理由を書くのは少しあざとい気はするものの、「愛犬」「線香」「実家」とノスタルジーを刺激する言葉を自然と連ねてくる翔平、これは天然のやり手である。

 第6話終了時点ではイラストレーターの香織から好意を寄せられているが、この先、さらにモテていく可能性を感じさせる一文だった。

歌詞が意外と「純恋歌」(第5話)

 ミュージシャンのケニー(健司)がボーカルを務めるバンド、SPiCYSOLのライブを見に行ったメンバーたち。そこで歌われたのが、ケニー作詞のバラード曲「Coral」だった。

 ケニーやほかのバンドメンバーのカジュアルオシャレな雰囲気から、「軽井沢編」に出演したShohey率いるバンド「THREE1989」(スリー)のような、メロウな感じの曲かなと予想したが、まったく違った。

 その歌詞は、どこか湘南乃風の「純恋歌」を思わせるほどド直球。ファンキーモンキーベイビーズのヒット曲の数々っぽくもある。良いか悪いかは別にして、ケニーのテラハでの落ち着いた感じとはイメージが違う。

 これを女性メンバーはどう受け取るのか、気になるシーンとなった。

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