30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

汚部屋に至る心理を紐解く……「家族の思い出」「友人の愛」を詰め込んだアラサー女性

2019/05/20 19:30
伊藤まき

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004】多すぎるモノは記憶と友情の証し……(Kさん・37歳)

 お久しぶりの連載企画『30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター』がはじまります! 第4回目のクライアントは、東京の中野区に住む女性Kさん(37歳)。家賃8万円の1DKアパートに10年ほど住む、バリキャリお姉さんです。

 1枚の写真に「思い出にとらわれず、スッキリしたい」という言葉を添え応募してくれました。彼女が抱える、片付けられない問題とは……?

[応募写真]とにかく“量”が多いのがわかる1枚

 写真からは、食品ストックの山、レジ袋の山、タオルの山が見えます。ひとり暮らしにしては、多すぎる量ですね。まずは、住人の紹介を兼ねながら部屋全体を覗いてみましょう!

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ソーイングボックス、懐かしくて息が止まった……