コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第457回】

中居正広の“ダンサー恋人との同棲継続”報道に見る、女性週刊誌のウェブ戦略

2019/05/07 21:00
神林広恵

 破局説に交際続行説、さらには京都で“愛の巣”を用意したと女性週刊誌の間でも話題が続く鈴木京香と長谷川博己の大物カップル。今度は具体的な入籍情報が飛び出した。これを報じたのは「女性自身」。記事によると長谷川の実父が4月に急逝し、長谷川、京香ともに母親の介護問題に直面しているというものだが、長谷川の実父が亡くなる前、2人の入籍に向けてこんな計画が進んでいたというのだ。

「長谷川さんが主演する大河ドラマ『麒麟がくる』が放送される20年1月までに入籍する方向で、水面下で動いていたようです」(テレビ局関係者のコメント)

 しかし、長谷川の実父の急逝でその計画は「考え直さざるをえない状況になった」らしい。一貫して2人の交際続行を報じ、京都の愛の巣もスクープした「自身」だから、この具体的結婚計画も信憑性があるように思われる。が、一方、昨年12月に破局説をぶち上げたにもかかわらず、直後に「自身」に破局を否定され、その後沈黙を守ってきた「セブン」も長谷川の亡父について記事にしている。だが、そこには京香との交際についてや、結婚、さらに破局についての言及は一切なし。あったのは亡父と長谷川の過去の不仲、確執話で、しかし「自身」にはそれを打ち消すこんな記載が。

「そんな偉大な父と長谷川の“不仲説”が一部で報じられていたが、実際は近所でも評判になるほど昔から仲のよい父子だったという」

 長谷川、京香ネタで、またしても「自身」にひっくり返されてしまった「セブン」の長谷川記事だった。

 福山雅治が俳優、ミュージシャンと多方面で活躍する“共通項”のある菅田将暉を「後継スター指名」し、業界関係者も「福山の再来」と評価しているというこの記事。そもそも福山が、なぜこんなにもてはやされ人気があるのか、いまいちわからないし(個人的に)、そんな福山と菅田を比べるなんてナンセンスだと思っているが(個人的に)、こうした記事の本題とは別に、面白い記述があった。

 それが「自身」が目撃した菅田の様子について。菅田がプライベートでおしゃれな眼鏡屋さんを訪れたというのだが、そこで一緒だったのが「マネージャーらしき女性」と記事に書かれていることだ。

 なぜ“マネージャーらしき”と思ったのだろう。でも、記者ならその経験則でなんとなくわかるものなんだろうな。恋人なのか家族なのか、仕事スタッフなのか、マネジャーなのか。そんなことを考えてしまった菅田の目撃談だった。

最終更新:2019/05/07 21:00
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