[連載]収納の悩みをスッキリ解決します! 伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

奥行き納戸には「ダイソー」と「カラボ」! “区切って重ねて” 片付け無法地帯がスッキリ!

2019/03/18 19:30
伊藤まき

半端な納戸には、「区切る」「重ねる」が解決ワード!

【伊藤まきの回答】
 階段上収納は、「区切る」カラボと「重ねる」ダイソーボックスです!

「階段上収納を活用して、モノの出し入れを簡単にしたい」というお悩みを、埼玉県在住のC・Yさんから受け取りました。問題をまとめると、2つの解決案が必要です。

[1] 中途半端な場所にある「納戸の使い方」に悩むケース
腰上の階段上収納(または、腰下の階段下収納)は、納戸の間口が狭い、天井が傾斜する、奥行きが深い、中途半端な高さで出し入れが難しいなどの悩みを作ります。使いにくいままにすると、死蔵品が増えます。

[2] モノの出し入れが「障害物により困難」になるケース
モノを取り出す前に、障害物(猫トイレ)があるため手間と時間がかかる。動線を邪魔するため、掃除も困難になりやる気が失せてしまいます。

 今回は[1]から解決していきます! 猫トイレを簡単にどかす方法(障害物の収納法)もいろいろな場面で役立つので、次回で解決しましょう。

観音扉のクローゼットを制する、2つの使い方

[筆者宅の例]スチールラックで区切っています

 上の写真は筆者宅の観音扉の納戸(半間のクローゼット)です。観音扉や折戸式の納戸は、扉の分だけ入り口が狭くなっています。そのため、引き出し式の収納ケースを入れることができません。奥行き40cm以内なら入れることもできますが、収納力が半分になってしまいます。

 このような空間には、「区切る」か「重ねる」かの2案です。

 ひとつめ「区切る」は、「スチールラック」をオススメします。中で組み立てることができるので、空間をフル活用できます。他にも、「ウッドラック」や「すのこ+板」が活用できます。壁に穴を開けても大丈夫な家なら、高さ調節が簡単な「棚柱」も便利です。

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