結婚延期騒動はいま

眞子さまと小室圭さんがもし破談になったら――弁護士が「1億超」解決金のウワサを解説

2018/10/17 14:37
「サンデー毎日増刊 おめでとう眞子さま 小室圭さんとご結婚へ 眞子さま 佳子さま 悠仁さま 秋篠宮家の育み 2017年 9/30号」(毎日新聞出版)

 結婚問題延期騒動に揺れる秋篠宮家長女・眞子さまと小室圭さんについて、「別れのタイムリミットが迫っている」と、「女性セブン」(小学館)が報じた。宮内庁関係者によると、美智子さまは、皇太子さまと雅子さまが、新天皇皇后両陛下となる来年5月1日に、結婚延期問題を解決したおいた方がよいというお考えとのこと。つまり、あと6ヵ月が「別れのタイムリミット」となるというのだ。

 母親・小室佳代さんの借金トラブルが報じられたことを契機に、小室さんに対する国民の不信感は強まるばかり。「破談にした方がよいのではないか」「小室さんは眞子さまにふさわしくない」といった向きもある中、もし本当に破談になった場合、どういった事態が想定できるのか? さまざまな疑問を皇室問題に詳しい弁護士A氏に聞いた。

「宮内庁が莫大な解決金を払う」は本当?

 国民が最も気になっているのは、やはり「破談によって生じる慰謝料」だろう。「婚約破棄になり、相手に慰謝料を支払わなければいけなくなった」などといった経験談を、日常生活の中で見聞きしたことがある人は少なくないはず。もし、眞子さまサイドが慰謝料を支払うことになった場合、「なぜ国民の税金が使われるのか?」といった声が出るのも想像に難くない。

 しかし宮内庁は7月、「小室圭さんはフィアンセではない」との見解を示している。現在、小室さんが留学しているニューヨークのフォーダム大学ホームページ上に、「日本のプリンセス・マコのフィアンセが入学へ」と表記されている件に関し、「現時点で婚約をしていない」と大学側に通達したのだ。皇室では伝統的に「納采の儀」と呼ばれる儀式を経て婚約となるといい、つまり2人は現在、“恋人”となる。破談になっても慰謝料は発生しないものとみられるが……。

「“皇室としては”婚約は成立していないというのが正しいところですが、法律上の婚約は成立しています。ただし、法律上の婚約が破断になったからといって、必ず慰謝料が発生するわけではありません。どちらかが、一方的に法律上の婚約を破棄し、その破棄に非が有る場合に慰謝料が発生します。双方、法律上の婚約を破棄することに同意すれば、慰謝料は発生しません」

 つまり、破談になったからといって、即、慰謝料うんぬんの話になるわけではないとのこと。しかし、一部週刊誌では慰謝料ではなく、「小室さんサイドに1億円以上の“解決金”を出さなければいけないというのが、宮内庁内部での共通認識になっている」とも伝えられている。もしそうなれば、「そのお金は、もともと国民の税金なのに」「解決金に使用してほしくない」といった反発の声が飛び交いそうだが、A氏は、「まずあり得ません」と断った上で、

「万が一、支払うとしても、それは、秋篠宮家に皇族費として支出されたお手元金から支払うことになりますので、宮内庁が支払うということはありません。なぜ宮内庁内部がそのような共通認識を持っているのか……」

と、ため息を漏らす。結婚延期騒動では、借金トラブルをはじめ、“お金”が問題になってきた。そのためマスコミ報道も国民の関心も“お金”に向きすぎている傾向は確かにあるのかもしれない。

サンデー毎日増刊 おめでとう眞子さま 小室圭さんとご結婚へ 眞子さま 佳子さま 悠仁さま 秋篠宮家の育み 2017年 9/30号
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