宇垣美里アナは「ガードが固い」のか? マスコミカメラマンの異常な期待

 先日、妙な記事を読んだ。以下にそのあらましを紹介する。9月20日、TBSアナウンサーの宇垣美里アナ(27)が警視庁三田警察署の交通イベントに出演し、一日署長をつとめた。通例として婦人警官の制服を着ていた宇垣アナの姿をカメラに収めようと、JR田町駅付近の現場には多くのカメラマンが殺到していたという。一部のカメラマンは宇垣アナの「パンチラ」を狙っていたが、宇垣アナは制服の下に黒のインナーウェアを着用していたことが分かり、「あまりにも色香がない」「ガードが固すぎる」などと、落胆の声が相次いだという。

 同記事の趣旨は、宇垣アナが「パンチラ」を阻止するために黒のインナーウェアを着ていた! という、それだけのものだ。ゆえに記事は、カメラマンが言うように「宇垣アナはガードが固すぎる」という論調で締めくくられている(9月27日の「Asagei plus」)。―――しかし、本当にそうなのだろうか?

 男性カメラマンは知らなかったのかも知れないが、人前に立つことのない一般女性でも、スカートを履くときは下着の上にインナーを着用するという人は多い。下着が透けることを防止するためという声は多いが、「腹部の冷え対策」や「スースーして落ち着かないから」など、理由はさまざまだ。

 ましてや宇垣アナは仕事中だったのだし、身だしなみとしてのマナーに配慮していたとも考えられるだろう。もちろん、カメラマンの「パンチラ」対策を講じていたとしてもなんら不思議ではない(不特定多数の他人にパンツを見られて喜ぶ女性はほとんどいないだろう)。あらゆる理由を想定しても、宇垣アナがスカートの下にインナーを着用するのは至極当たり前のことだった。

 仮に宇垣アナが意図的に「パンチラ対策」しているとしたら、それは賢明なことだ。イベントにはパンチラを狙うカメラマンが仕事として来ており、もし“激写”されようものならネットでずっと拡散され続けるのだから。

 この類の記事を率先して書いているのも、喜んで読んでいるのも、旧き良き「おっさん」だとは容易に想像がつく。一部の週刊誌やスポーツ誌が、しばしば「おっさんメディア」と揶揄されるのは、彼らが特定の視点を排除しているからではないだろうか。

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競技中のアスリートにも「エロ目線」が向けられる
 これも同じ媒体の記事だが、2012年のロンドン五輪のときは、元体操選手の田中理恵(39)にも多くのカメラマンが殺到していたそうだ。もちろんカメラマンの目当ては、競技中の「ハプニング」だった。しかし、田中選手は恥骨部分に肌色のテーピングを施しており、カメラマンがどんなに股間部分にフォーカスしても期待するようなショットは撮れなかったという。「あれだけ股間を狙ったのに……」「万全な対策がされた」と、カメラマンが唇を噛むようすがわざわざ記事化されていた。

 田中選手がテーピングをしたのは、カメラマンの視線を気にしていたからだとは容易に推測できる。とはいえ、体操競技は激しく肢体を動かすものだし、競技に集中できるよう選手が対策を取るのは当たり前ではないのだろうか(男女問わずほかの選手も、自分の陰部が見えないよう隠すのはマナーではないのか?)。男性のセクシュアリティに置き換えてみれば、空手選手が股間にファールカップを、ボクサーがプロテクターを着用するのとまったく同じことだ。

 女性にとって当たり前の行為に対して性的な理由づけをするのは、一部の男性の勝手な都合でしかない。こうした過剰な「エロ目線」に迷惑している女性は多く、正当に享受できるものとして“パンチラ”などの写真が出回っていること自体がおかしいのではないか。女性はおっさんの理論に基づいて生きているわけではないのだ。

(今いくわ)

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