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King&Prince・岩橋玄樹、『RIDE ON TIME』の「今は僕の番じゃない」告白にファン衝撃

2018/10/15 17:20
いわちの言葉に嗚咽が止まらないわ……

 ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)が10月12日深夜に放送された。1つのテーマを4週に渡って追っていくこの番組。初回のテーマとして現在扱われているのはKing&Princeをテーマにした「King&Prince~衝撃のデビュー発表からの8カ月~」。この日は第2回「苦い記憶」が放送された。

 第1回の放送ではKing&Princeでセンターを務める平野紫耀がメインで扱われ、今回は他メンバーにフォーカスが当てられた。ジャニーズ事務所に入所するまでの少年時代や、ジャニーズJr.として活動してきた中での苦悩や挫折、現在の仕事との向き合い方などが放送された。

 最初に紹介されたのは、リーダーの岸優太。12月に公開される映画『ニセコイ』にも出演するなど、徐々に俳優としても頭角を現している岸だが、密着中、映画の宣伝写真撮影を行った際、「三枚目」という役どころのためアイドルらしからぬ変顔を見せた。「役のためだったらなんでもしますよ」と話す岸だが、そんな岸を支えていたのは、自身の1年後輩にあたるSexy Zone・佐藤勝利が15歳で早々にデビューを果たし、その後ろで踊らなければならなかったという苦い記憶。当時を振り返りながら、「(佐藤は事務所に)入った瞬間にパパっといって、自分とかより前にいっちゃうから」「荒れ果ててましたよ」と振り返った。

 しかし、その後紹介された神宮寺勇太の告白には、視聴者から「キツい」という反応が続出。King&Princeは2015年に結成されたJr.内グループ「Mr.King vs Mr.Prince」が前身となっているが、その後、「Mr.King」と「Mr.Prince」に分かれて活動。平野のいる「Mr.King」は多くの仕事があったものの、「Mr.Prince」は仕事があまりない状態に。

 神宮寺はその時のことについて、「あの時衝撃でしたね。18歳のときに……」と語り、「高校3年生で進学のことも考えなきゃいけなくて、やりたいのに仕事がないから辞めるべきかなって、迷いましたね」と寂しそうに告白。しかし、「そのどん底を味わったから。そこから『どん底味わうことないよね、俺ら』って言って。じゃあ怖いものないから、全力で頑張ろうって」と、Princeで再び頑張る決意もしたことを明かしていた。

 そんな神宮寺とMr.Princeから活動している岩橋玄樹の告白も、ファンの心をえぐった。ジャニーズJr.時代に絶大な人気を誇り、「Myojo」(集英社)の「恋人にしたいJr.ランキング」で5年連続1位という前人未到の記録を作った岩橋だが、King&Princeとしてデビューした現在の自身のポジションについて、「6人のバランスっていうのも大事だと思うし。他のジャンルでたくさん頑張ってくれてるメンバーもいるので、今は僕の番じゃない」と告白。「メンバーを輝かせてあげるっていうのが、僕の役割だと思ってる」と微笑みながら口にしたのだった。

 この告白に、「ほんとにツラい。僕の番じゃないとか、引き立て役とか、そんな言葉言わせたくなかった」「Jr.でトップの姿を知ってるから、いまの言葉はとても苦しくなった」「私からしたら、いつでも”岩橋くんの番”だよ」などと衝撃を受ける声が続出。一方で、「辞めようと思ったと話すメンバーだらけの中で、自分の番を見据えて、仕事を全力でこなす岩橋の存在は希望」「前にいきたがるはずなのに、他のメンバーを引き立てるなんてなかなか言えないよ」と感心するコメントも。

 メンバーの苦い経験に触れる放送内容だっただけに、「いつも前向きだと思ってたからこそ重みがあった」「輝いてるように見えてみんな苦労してたんだな……」「今週も泣いてしまった」といった声が集まっていた今回。輝かしいデビューを果たし、「アイドルの最終兵器」とまで呼ばれたKing&Princeだが、その裏側にあった苦悩にファンの心は大きく動かされたようだった。
(福田マリ)

最終更新:2018/10/18 14:41

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