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King&Prince・平野紫耀、『RIDE ON TIME』の「ジャニーズ辞めるつもりだった」告白が波紋

2018/10/09 15:16
ダチの死、男らしさ、守る、とか世界観がジャニというよりLDH……

 10月5日からスタートしたドキュメンタリー新番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)。この番組は1つのテーマに長期密着し、4週にわたって放送する連続ドキュメンタリー番組で、初回のテーマとして選ばれたのは、King&Prince。『King&Prince~衝撃のデビュー発表からの8か月~』と題し、デビューが発表された今年1月からカメラが密着。華々しいデビューの裏にあったメンバーの顔が放送された。

 初回の放送でメインとして扱われたのは、King&Princeのセンターである平野紫耀。平野といえば、デビュー前後の今年4月期の連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)にメインキャストとして出演し注目の的に。放送中にデビューを果たしたことで話題も集めていたが、密着中、ウサ耳をつけた撮影をこなしつつも、「俺、アイドル向いてないんですよ」とこぼす一幕も。「歌ったり踊ったりするのは楽しくて好きですけど、やっぱりアイドルってそれだけじゃ駄目じゃないですか。胸キュンなセリフを言ったりとか。めっちゃ苦手なんですよ」と語りつつ、さらに「割と男らしい人に憧れてたり、『男らしいね』って言われるから……ウサ耳、男らしい人するのかな、って」と今の活動に葛藤があることも明かしていた。

 密着中、『花のち晴れ』のクランクアップの際にもらった花束について、泣きながら「花って冷蔵庫? どこに入れたらいいかわからないもん」と持ち前の天然ぶりを爆発させ、周囲を笑顔にさせていた平野だが、積み重ねてきた苦労は人一倍あった様子。密着カメラとともに地元の名古屋に帰った際、「この仕事に就いていなかったら何になりたかったか?」と質問された平野は「めっちゃありました。ダンスの先生と、保育士。自衛隊」と回答。その中でも自衛隊について、「守るのがすごく好きで。守りたがっちゃうんですよね。陸上自衛隊はすぐ行けるじゃないですか、現場に。格好いいなと思って」と憧れを語っていた。

 また、平野は「僕、去年(ジャニーズ事務所を)辞めて自衛隊に行くつもりだったんで」と衝撃の告白。しかし、事務所の人に「身体的な面、ガレキ撤去とかで助けてあげることはできないけど、テレビ見たり雑誌を見たりコンサートで見たりして、精神面で助けてあげることができるよ」と言われ思いとどまったそう。また、「僕の身内とか、去年、友達とかでも死んじゃった人が多い」と俯きながら告白し、「だから僕、コンサートの最後とかで『死ぬなよ』って言うことが多いんですよ」と、悲痛な体験がコンサートでの発言に繋がっていたことを明かした。そして「僕と目が合わなくても、僕を見てくれてる人、僕と関わった人はなるべく死なないでもらいたいな、っていうのが多いですね。僕もこれを続けてる理由としては、本当にみんなに元気を与えたいっていうこともあるので」とファンへの思いを語っていた。

 輝かしいデビューの裏にあった平野の意外な姿に視聴者からは「涙が止まらない……」「センターで活躍してるけど、なんか儚いところがあるなって思ってた。こういう理由があったんだ」といった声が集まっていた。一方で、そのデビュー決定の裏には、ジャニー喜多川社長に対する平野の直談判が存在したことが知られているため、「辞めようとしてたんだ。じゃあ何で直談判した? 自衛隊行きたきゃ行けばよかったのに」「話聞いて感動したとか言ってる奴いるけど、大丈夫? あれ聞いて、平野が怖くて震えたんだけど。辞めようと思ってた奴が直談判してデビューしたんだよ? そんな中途半端な気持ちでやってるんだよ」「アイドルという仕事に関して何の執着心も無いように感じた。親のために続けてる、去年辞めようと思ってた、そんな言葉聞きたくなかったよ」「親が死にそうになってて~、とか俺の友達みんな死んじゃって~とか、なんでそんなサラッとそんな話できるのかわかんない」といった、批判的なコメントも続出。

 ファンの間で賛否両論を呼ぶことになった今回の放送。残り3回も見逃せない。
(福田マリ)

最終更新:2018/10/09 15:16

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