カルチャー
インタビュー【後編】

お受験写真は「合否すら左右する」!? 人気写真館が明かす、名門小に挑戦する親子たちの真実

2018/04/27 17:45

――お受験写真は、いくつもの写真館で撮影して一番いい写りを選ぶ家庭も多いと聞いたのですが、それは本当でしょうか?

タカノ はい、実際にいらっしゃいます。詳しくはわかりませんが、2~3軒ほど回られているようです。他店で撮られたものをお持ちになり、「うちの子らしくないから」と撮り直しを希望される方もいます。でも、こちらから見ると、「とてもいいお写真なのに」と思ってしまう場合もあります(笑)。その際、お子様に「自分の前回の出来が良くなかったから撮り直しに来た」と思わせてしまったらかわいそうなので、パターンを変えるなどして対応しています。ご両親にしてみれば、きちっとした雰囲気の中に、いつものお子様らしさを感じられる写真を求められるのでしょう。ちなみに後日談なのですが、先日、他店で撮影されたのちに、当店で写真を取り直して願書に採用してくださったお客様から、「希望校に合格したので、記念に焼き増しでお写真をお願いできますか?」とご連絡がありました。私たちも「どうだったかしら?」と気になっていたので、とてもうれしかったです。

――お受験に対するご家庭の熱意を感じますね。

タカノ 確かに、予約の段階で服装や髪形などを細かく尋ねられるなど、“後悔しないために、全てを完璧にしておきたい”という強い思いを感じる方もいらっしゃいます。ただ実際には、そういった熱意を表に出さないご家庭の方が多いんです。あくまでも、撮影時にこちらの感じる雰囲気ですが……そういったご家庭にとって、小学校受験をするのは、“当たり前のこと”なのかもしれません。ご両親を見ていても、お子様を注意するとき、“子どもにちゃんと伝わるように説明すること”を心がけていたり、子どものやる気を引き出すのが上手だったり。お受験をするのは当たり前といった感覚で、常日頃から意識して生活されているのではないか、と思うんです。お子様も、それが普通のことだと感じていらっしゃるのかもしれません。こういうご家庭は、早くに撮影や予約を済まされていることが多く、計画的にお受験と向き合っていることが窺えます。

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