サイ女の朝ドラ通信

『ひよっこ』みね子はクズギャンブラー!? 親切心につけこんだ押し売りに視聴者から「不快」の声

2017/06/30 15:11
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『ひよっこ』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<72話~74話>『ひよっこ』みね子が“脱・いい子ちゃん”を果たして視聴者大喜び!「自分を爆発させた」
<69話~71話>『ひよっこ』、元AKB48・島崎遥香が“跳ねっ返り娘”役で登場! ぱるるらしい塩対応で大好評!?
<66話~68話>『ひよっこ』増田明美のナレーション多用に、「最高」「面白さ半減」と賛否の声

■6月28日(水)/75話~6月30日(金)/77話
 75話では、ビートルズ来日を知り、浮き足立つみね子の叔父・宗男(峯田和伸)の姿が描かれた。しかし、浮かれきった宗男は妻である滋子(山崎静代)に怒られてしまう。一方、東京では鈴子(宮本信子)の提案で、みんなであんみつを食べることに。みね子は、すずふり亭のスタッフだけでなく、中華料理屋、和菓子屋といった近所の人々とビートルズの話をして、共に楽しい休憩時間を過ごす。その夜、あかね荘でもビートルズの話題になる。ビートルズよりクラシックの方が好きだと語っていた島谷(竹内涼真)が、唯一美しいと感じるという曲『イエスタデイ』の歌詞を聞いて、みね子は思わず行方不明の父・実(沢村一樹)を思い出すのだった。

 茨城も東京もビートルズで大騒ぎの76話。宗男にコンサートのチケットをプレゼントしたいと考えたみね子は、チケットが当たるキャンペーンをしている歯磨き粉を大量に買いこむ。その結果、お金がなくなったみね子は、すずふり亭や近所の人々に歯磨き粉を買い取ってくれと頼み込むのだった。みね子の宗男への想いを聞いた人々は買い取ってくれるのだが、みね子はそのお金でまたもや歯磨き粉を追加購入。この様子に視聴者からは、「ずっといい子ちゃんだったみね子の嫌な部分に苦笑いしつつホッとしてたら、追加で歯磨き粉買いだして、それはダメだろって……」「自分の身の上話まで持ち出して、強引に売りつけてるのえぐい」「頼み込んで買い取ってもらった金で、さらに買うとか典型的なクズギャンブラーかよ……」「今回の歯磨き粉に関するみね子の一連の行動は、総じて不快」と批判の声が続出した。そして後日、もし当たっていればビートルズのチケットが郵送で届く日になる。

 ビートルズのチケットが当たらず、激しく落ち込むみね子の姿が描かれた77話。みね子は協力してくれた人々にも謝って回る。一方、茨城の宗男も抽選に応募していたがチケットは当たらずじまい。しかし居ても立っても居られなくなり、ビートルズが日本にいる間、宗男は東京にいようと、みね子の住むあかね荘に押しかけてくるのだった。

 ビートルズが来日した日付である6月29日に合わせるように放送されている同エピソード。ビートルズはみね子の人生にどのような彩りを加えるのだろう。

最終更新:2017/06/30 15:11
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