低迷中の明石家さんまに“引退説”再燃! SMAP解散時の「キムタク擁護」引き金に?

 ビートたけし、タモリと並んでお笑い界の頂点に君臨する明石家さんまに、“引退説”が再燃するのではないかとの声があるようだ。

 2年前に「60歳になったら、引退する」と公言して、「笑えない冗談?」とテレビ界を騒然とさせたが、本人は本気モードだった。ところが、さんまに収益の多くを依存していた吉本興業からの慰留に加えて、後輩である爆笑問題の太田光が「今、辞めたらカッコ良すぎる。落ちていくところを我々後輩に見せる義務がある」と叱咤されたことから、引退を思いとどまったという過去がある。

 ところが、60歳になって迎えた昨年1月に持ち上がったSMAPの独立・解散騒動で、さんまが「俺は木村派だ」と公言。ファンの多くから“裏切り者”のレッテルを貼られたキムタクを擁護したことで、中居正広からも敬遠され、同時に世間の好感度も落ちてしまった。

 その発言に一定の影響力があるさんまが、メンバー同士がトラブっていることをわかっていながら、一人に肩入れしたのは、バランス感覚を欠いていたとしか言いようがない。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演し、大団円を演出しようとしてみせたタモリとは対照的だ。その世間の空気の読めなさは、最近のさんまの評価にも直結しているのではなかろうか。

 現に昨年9月には、31年間続いた関西テレビ制作の『さんまのまんま』が打ち切りになった。さらに、この12月には、13年間続いたキムタクとの正月特番『さんタク』(フジテレビ系)が今年から放送されないことを、自らの番組で明らかにした。年々番組の視聴率が下がってきたための打ち切りという見方もあるが、さんまも“木村離れ”をしないとまずいと判断したようで、最近はさんまの口からキムタクの話は聞かれなくなった。

 さんまの低迷ぶりは、それだけではない。一昨年4月からフジでスタートした冠番組『さんまのお笑い向上委員会』の視聴率がスタート直後から低迷を続けている。1月14日に放送された同番組の視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。この数字は、テレビ東京を除く民放キー局の同時間帯最低視聴率だった。この番組は、さんまが今一番、力を入れている番組だというが、内容は若手・中堅の芸人を集めて、内輪ウケで盛り上がるという目新しさのないもの。若手・中堅芸人たちも、さんまに気を使ってか本来の持ち味を発揮できているとはいえず、視聴者からも支持を得られていない。さんまのトークも企画力も、もはや限界ということかもしれない。
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 くしくも爆笑問題の太田が言った「落ちていくところを我々後輩に見せる義務がある」という言葉が現実味を帯びてきた。今、本人が再び引退宣言をしても、それを止める人間は以前ほど多くないのではないだろうか。ある吉本興業関係者も「さんまさんがいなくなっても、その枠を埋める中堅芸人が育ってきた。ギャラの高さもネックになって、テレビ局側も年々使いづらくなっていくでしょう。もし引退となったら売り上げ的には痛手ですが、上層部は以前ほど強い慰留はしないと思います」と冷静だ。

 さんまと親しいビートたけしは「おいらたちの仕事は飽きられたら自然に仕事が来なくなる。引退なんていう必要はない。仕事がある間は図々しく、やっていればいいんだよ」と言っていた。

 さんまもオファーがある以上、芸能界で生き続けてほしいが、果たして引退願望が強かったさんま自身は、どう考えているのだろうか。
(文=本多圭)

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